旗竿地の土地のデメリットを解消することでいい家を建てられる!
旗竿地を見直しましょう!
土地探しをしているあなたは、旗竿地(はたざおち)という言葉はご存知ですか?
正解は、土地の形が旗竿みたいになっているから旗竿地といいます。(正解はやーーー笑)
いわゆるこの竿の部分は細いことが多いので家を建てるのがなかなか難しく、通路になるのがほとんど。
ですので、なんとなくこういう形状の変わった土地は嫌煙されがちなんですが、そのメリットとデメリットを知って逆に旗竿地の良さを活かした家づくりがいい家を建てることにつながるかもしれませんよ!という話をします。
ということで、まずは旗竿地のメリットとデメリットをあげてみますね。
旗竿地のメリット
①相場よりも安く売られていることが多い
②道路から家が見えにくい(プライシーを確保しやすい)
③道路から離れているので比較的静かで環境がよいことも
やはりなんといっても①の価格のメリットは大きいですね。同じ広さでも300万円以上も安いという旗竿地をいくつも見てきましたが、その価格差でローンを軽減できたり、その300万円を家にかけられたりと価格が安いというメリットはやはり大きいです。
旗竿地のデメリット
①ほぼ4方家に囲まれていると日当たりが悪い傾向がある
②風通りが悪いことがある
③搬入トラックやレッカーなどの大型車両が入れないほど竿の部分が狭いとコストがかかる
④竿の部分に車を停める場合縦列駐車になる
⑤上下水道の引き込み(埋設配管)の距離が長くてコストがかかる
⑥雪が積もったら雪かきが大変
⑦売り出す時に売りにくい可能性がある
⑧規格型量産メーカーには取り扱ってもらえないケースも
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と、デメリットのほうが数多いですね~!汗
でも、デメリットを解消し、逆にその形状を生かすためにはどうしたらいいのでしょうか?
①日当たり②風通りの対策
⇒最も効果が出やすいのが中庭ですね。
↑シンプルノート敦賀スタジオは中庭設計が得意です。
中庭をしない場合だったら、建物を敷地ギリギリに建てない、リビングは2階に配置するなども対策になりますね。
③出入り④重機の対策
⇒竿の幅は法律的に最低2m必要ですが、2.5m(あわよくば3m)以上あるところを選ぶと解消しやすいですね。
⑤上下水の対策
⇒実は思ってるほどでもなかったりもします。かかる費用と土地の価格で安くなる費用のバランスをあらかじめ考慮しましょう。
⑥雪かきの対策
⇒融雪の水を流す。もしくは、もはやエクササイズと考えましょう。笑
⑦売りにくい対策
⇒安く買ったのですからしょうがないです。安く売りましょう。笑
⑧メーカーの対策
⇒うちに依頼してください!
とくにシンプルノート敦賀スタジオは旗竿地も得意としています!
竿の部分を入っていくと・・・
こんな感じで建ってるんですよ。そして中庭を採用することで十分明るい家を建てることができるんですよ~。
最後に
デメリットを解消して、土地のコストが安い、プライバシーが守れる、静かというメリットを最大限活かしたいい家づくりをするのもいいんじゃないでしょうか?というご提案でした~。
~今日の体重=90.0(+0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。