【土地を探している方必見】建ぺい率・容積率は気にしなくていいです。
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土地を探していると、「建ぺい率・容積率を確認しましょう」・・・ってことを読んだり、聞いたりしたことがありませんか？
この建ぺい率と容積率というのは、建築基準法の中でもポピュラーな法規制なんですが、土地の大きさと地域によって、建ててもいい家の大きさの制限がこの建ぺい率と容積率によって決まるんです。
わかりにくいですか？汗
わかりやすくいうと、その地域によって、家の大きさが制限されているってことです。（あまり説明かみくだけてないのはご愛嬌。笑）
ここで、建ぺい率とは？容積率とはなんのこと？というわかりやすいイラストをお見せします。
※ＬＩＸＩＬホームページより引用：http://www.lixil.co.jp/reform/qa/image/18.htmごらんのとおり（？）建ぺい率は建物を上からみた面積を敷地面積で割ったもの。上のイラストだとピンクの文字のように５０％。
そして、容積率は各階の床面積の合計を敷地面積で割ったもの。上のイラストだと１００％となります。
もしも、その土地の地域（用途地域といいます）が第一種住居地域であれば、建ぺい率は６０％、容積率は２００％というように決められています。ですので、建ぺい率は５０％、容積率１００％なので、制限内なので建築可能となるわけです。
ここでは、家づくりにおける土地探しというテーマでブログを書いていますので、ひとつ問題提起してみたいと思います。
けんぺい率６０％というと、なんだか敷地を６割しか使えないのか！？と不安になったりもしませんか？（あ、ここでは不安にならない場合も不安になったという設定で読んでくださいませ。笑）
でもご安心ください！（あ、ここでは不安になってないからご安心もなにもないよ、と言わないようにご協力ください。笑）
１０ｍ×１０ｍの土地があったとしましょう。敷地境界から東西南北１ｍあけて家を建てるとしたら、８ｍ×８ｍの家になるわけです。
つまり敷地１０ｍ×１０ｍ＝１００㎡で、家の面積は８ｍ×８ｍ＝６４㎡となるので、６４％です。６０％まであと４％減らせばいいだけです！あとちょっとです！！
実際には、家の前は１ｍと言わずもう少しあけることが多いですし、車を停めるスペースもとることも多いですよね。
ですので、結構簡単に建ぺい率６０％はクリアーできたりするんですよ！
そして容積率は木造２階建ての家の場合、６０％の家がずぼ建ちしても１２０％にしかならないので問題にならないことが多いんですね。
ただ、敷地面積が小さい場合はどうしても厳しくなることもあるんですけど、福井県ではそもそも土地の面積が大きめなので、建ぺい率６０％でもほとんど問題にはなりません。だいたい５０坪以上の土地であれば一般的な家の大きさであれば建ぺい率・容積率は問題ないのがほとんどです。
だから、「建ぺい率・容積率を確認しましょう」とあっても、気にしなくていいですよ！（あ、敷地が極端に小さい時は気にしてくださいね。笑）
他にいっぱい気にしなきゃいけないことあるので大変ですからね！笑
本来こういうことを気にするのがぼくのような建築士の役目です。不動産屋さんで土地を買うときも、工務店やハウスメーカーさんと事前に相談していれば、万が一厳しそうな時はアドバイスしてくれると思いますので。
というわけで、土地探しの時からお気軽にご相談くださいね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました！＾＾
今日の体重＝86.5kg（+0.1）～
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篠原秀和（シノハラヒデカズ）ニックネームはシノハラ（カタカナで。笑）
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS（Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok）では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。
