消費税増税前と増税後どちらで家を買うべきか???その2

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住宅ローンアドバイザーの資格を一応持っているので、web講座を受講して勉強しているキ・ブ・ンな福井県敦賀市の建築会社あめりか屋篠原秀和です。今日は朝いちでブログ更新です!
さて、今日も消費税増税前と増税後どちらで家を買うべきか???の続きです。
消費税増税後に、減税の拡充や補助金があるという噂なので、一度シュミレーションしてみます。
(あくまでシュミレーションでかつ分かりやすく簡略化してますので、イメージでとらえてくださいね。難しい話は超省略してますので。汗)
消費税8%で購入ということになった場合
<購入条件>
・戸建住宅(注文住宅)
・土地1000万円
・建築費2000万円
・年収入(額面)500万円(所得税15万円、住民税25万円)
・3000万円のローンを組んだ
と仮にしましょう。
①消費税増額分(5%→8%ということで、3%アップします)
2000万円×3%=60万円(土地には消費税がかかりません)
②住宅ローン減税(10年分)の拡幅分(最大額がかわるため増税後の方が減税額が大きいんです)
増税前≒195万円
増税後≒245万円
(※超簡略な計算で算出してます)
その差額50万円
③現金給付(これはあくまで未定ですが…あるとするならば)
年収425万円以下=30万円
年収425万円超475万円以下=20万円
年収475超=10万円 ⇒今回はこれですね。
ということで、①-②-③=なんと0(ゼロ)になりました。
つまり、消費税増税前と消費税増税後の差が0(ゼロ)ということです。
ここでさらに付け加えると・・・
④駆け込み需要における材料価格の高騰があるとしたら・・・
消費税増税後の方がお得になるという計算になります!!!
(以前、消費税増税がされた時、同じように増税前の駆け込み需要で価格の高騰がおきて、増税後に価格がまた元にもどったということもあったとのことから考えると…。アベノミクス効果で物価そのものがあがってきそうなので、元にもどらない場合もあるけどそこはとりあえず置いておいて。。)
ただし、これはあくまで一例です。
収入額と、ローン金額によって、住宅ローン減税がそれほどまでに拡幅されない場合も往々にしてあります。比較的収入の大きい人の方が住宅ローン減税が大きくなる傾向があるので増税後の方がお得になる傾向があるようです。
要するに国の政策として、
消費税増税によって、住宅産業の波が大きくなりすぎたら、国全体の景気に悪影響があるので、対策しているわけです。
つまり、ある一定期間は、増税前と増税後の差が大きくならないようにしてくれてるんですねぇ
だから、要するに、ぼく的には、消費税増税前と後のどっちがいいとかそういうのはあまり気にしないで欲しいです。
気にしなくていい。
つまり、
だぁ~~いじょぶだぁ~~~

(志村けんワードが言いたくてうずうずしましたので。失礼しました。以前のブログでも志村けんが出てしまっています。7/22の記事もよろしければご覧ください。志村けんファン必見です。笑)
ただし、ここから気をつけてほしいポイントをまじめに書きます。(気を切り替えて)
・増税の影響よりも、住宅ローンの金利が上がる方がはるかに心配です。金利の低い時期、高い時期というのは判断が難しいですが、今は超低金利時代と一般的に言われていることを考える必要がありそうです。
・なにがなんでも消費税増税前に!!とススめてくる人はいかがなもんかと
・一番大事なのは、家を建てられるご家族のタイミングとその全体の計画における満足度です。あせって契約なんてことはしないでくださいね
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋(木造住宅の新築・リフォーム、店舗・事務所の新築・リフォーム)
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和(しのはら ひでかず)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。