【家が知らないうちに食べられる…!?】新築・リフォームの時のシロアリ対策について

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
家をリフォームしている時に、シロアリの被害を見つけることがあります。壁をめくって、床をめくってみたら、シロアリに食べられてた・・・ということが。ショックですよね、シロアリって・・・。

そんなシロアリさん

 

 
土台や柱、筋交いなどの大事な構造体がシロアリにやられたら、今すぐ倒壊…だなんてことはまずありませんが、耐震性は落ちますし、なにより安心して住むことなんてできませんよね。
 
そこで、家のシロアリ対策について書いてみたいと思います。
 
 
・シロアリは地面からくる
 
シロアリは地面から来ます。ですので、地面から近い木材=土台、床束、柱、筋交いをなんらかの対策をするといいわけです。シロアリは上からは来ませんので、2階はあまり気にしなくて大丈夫です。
 
地面から高くする=基礎を高くするのも効果的です。今の基準では基礎は昔よりも高いのでそこは安心ですね。
 
 
・防蟻剤を塗る
 
防蟻剤を地面から1m以上塗るというのが最も多く行われています。また、防蟻剤でなく、炭とか他の材料を塗るケースもありますが、うちは国の基準にあった防蟻剤を床から1m以上塗るようにしています。
 
 
土台に防蟻剤を注入する
 
緑色になった土台を見たことありませんか?木に防蟻剤を注入しているのがそれです。土台が最もシロアリに狙われるので、防蟻処理として強力である防蟻剤を注入するということがあるわけです。注入した材料ではなくヒノキもシロアリに強く土台に適しているので防蟻剤を注入しないヒノキを使うこともあります。
 
 
・シロアリは湿気を好む
 
シロアリは湿気を好みます。床下がジメジメした環境にならないように、自然換気しやすい構造になっているといいですね。基礎パッキン工法なんかそういう意味では効果的です。
 
また、キッチンやお風呂など水回りの下や、濡れた靴で歩く玄関などはシロアリが好む場所と言えます。
 
 
・シロアリを見つけたら?
 
住んでいてシロアリを見つけたらショックです。ただ目に見えるところだけにシロアリがいるとは限りません。自分でホームセンターで薬剤を買ってきて床下にまく・・・・というだけではうまくいかないかもしれません。やはりプロ=信頼できる建築屋さん、もしくは地元のシロアリ駆除会社さんに相談してみましょう。
 
床下の点検をしてもらって、薬剤などで対策をして、被害があったところを補強するようにしてもらいましょう。5年保証などの保証が付くのが一般的ですので、そこらへんは確認してみてくださいね。
 
というわけで、シロアリについていろいろと書いてみましたが、やはり心配なのが築40~50年以上も経過している家の場合です。湿気が多いと感じるところなどは特に一度点検してもらうっていうのもアリかと思います。シロアリだけに、アリ。
おあとがよろしいようで・・・。笑
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
家づくりについて迷っていることや、分からないことなどありましたらコチラよりお気軽にメールくださいね。
↓株式会社あめりか屋公式HP↓

今日の体重=83.4kg(-0.4)~
↓↓↓おもしろかった、へ~そうなんだ~、と思ってくれたかたは下↓↓↓のfacebook・twitterボタンをクリックしてもらうと嬉しいです↓↓↓

篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。