キッチンの床下収納庫って本当にいりますか?

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
床下収納庫ってご存知ですか?
こんな感じで床下に埋め込まれています。
そもそも床下の基礎の部分を点検するのには、床下点検口というものは必ず設置します。これは必ず設置します。
その床下点検口のところにプラスチック製の箱を入れて、収納庫にしたものが床下収納庫になります。このプラスチックの箱は取れるので、床下点検口も兼ねています。
そして床下点検口を床下収納庫に変えるのにかかる値段も安いもんです。
ですが、ぼくはこの床下収納庫をキッチンにつけるのをおススメはしていません。
それはなぜでしょうか?
①あまり活用されていないことが多い
竣工・引き渡しした後に、点検やリフォームでおじゃましたお宅のこの床下収納庫を開けたとき、ほぼ活用されていません。入っていても数年間放置したままの瓶しかない・・・という程度のケースが多いんです。
②床がブワブワ…
構造上、どうしてもこの蓋の部分だけ床が少しブワブワしています。毎日使うキッチンの足元にこのブワブワ・・・。不快に感じませんか?
③歩くのにじゃま
あとどうしても蓋の縁にアルミ金属が見切りとして入っています。ですので、数ミリの段差がどうしても発生しています。数ミリの段差はつまづくまではいきませんが、うっとおしいと感じてしまいます。
④腰に負担がかかる
床下ですので、物の出し入れは腰に負担がかかります。ご年配の方であれば、なおさら心配になってしまいます。
というように、キッチンの作業するスペースの足元に床下収納をつけることは、ぼくはおススメしていません。
もしもぼくが床下収納庫を設置するのであれば、納戸などあまり頻繁に歩かないところに設置します。そもそも床下点検口はそういう位置に設置しますので。
というわけで、床下点検口をキッチンにつけるということを反対しきたわけですが、ご安心ください。どうしてもキッチンに床下収納が欲しい!わたしはうまく使いこなす!!という意見を、反対まではしませんので。笑
「キッチンの床下収納庫って本当に使いますか?」ということを一度考えてもらう機会になっていただければなぁ~と思って書きました。
 
 
 
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
今日の体重=83.9kg(+0.8)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。