消費税増税が延期になると予想される住宅購入する方への影響

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆

 

消費税増税が延期される?

昨日の産経新聞で、来年2017年4月に予定されている消費税率10%への引き上げですが、延期する方針を首相が固めたとする報道がありました。

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安倍首相は参院予算委員会でその報道に関し、「リーマン・ショック、大震災級の出来事が起こらない限り、予定通り消費税を引き上げていく考えだ」と述べ、否定したとのことです。

というニュース(2016年3月28日)が入ってきましたが、よく分かりませんね~。

政治のこういう駆け引きはよく分かりませんし、庶民のぼくが心配してもしょうがないのですが、消費税増税うんぬんは商売をしている人間にとって、そして住宅業界で働くものとして結構影響が出てくるのでなかなか困ったもんだな~と思うわけです。

そんなこんなですが、住宅関連において消費税が増税されるとどうなるのでしょうか?

 

増税の延期が好影響になる

まずは今、消費税が上がる前に!と焦っている方にとっては朗報でしょうね。

今年(2016年)の9月末までに契約をするというのがひとつの目標でしたが、急がなくてもいいとなったので、焦って契約・・・ということは無くなります。

それに、工事もバタバタ、職人の取り合いで人手不足の中施工する・・・という心配も無くなります。

消費税増税前までに「家を買いたい」と思っている方には少なくとも好影響が多いでしょうね。

 

増税の延期が悪影響になる

ふつーは、たいがいの消費者にとって、消費税増税って歓迎する話じゃないですよね。でも、早く増税して欲しいと思っているパターンも実はあるんです。

それは・・・家を購入するにあたり親・祖父母から贈与をしてもらう場合です。

それってかんた~んに言うと・・・

消費税8%のときの贈与税非課税限度額が1200万円(質の高い住宅)まで。※一般の住宅だと700万円まで。

そして、増税されて、

消費税10%のときの贈与税非課税限度額が3000万円(質の高い住宅)まで。※一般の住宅だと2500万円まで。

になるわけです。

※詳しくは国税庁ホームページより(←説明ザツっ!)

つまり、親・祖父母からありがたい援助が1200万円以上になる場合は、消費税が増税されたほうがお得になる場合があるってことなんです。贈与税って結構高いですからね・・・汗

 

消費税増税に振り回される人たち

ということで消費税増税が延期されると、喜ぶ人もいれば困る人もいるんですね~。

贈与を受ける人、そして贈与を受けることを前提にして家を購入していただくお客様がいる住宅会社。(ここにうちも入ります。汗)

そして、それに税務署で実務にあたる方。

うちのお客さまで税務署にお勤めの方がいらっしゃいますが、「税制がころころ変わるので、それの対応をしていくのが大変です」とおっしゃってました。ややこしそうですもんね。汗

でも、こればっかりはしょうがないので、いろいろと対策をしながらやるしかないですね。

そんな相談もたくさん受けてますので、お気軽にどうぞ~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。