工程表はちゃんと作ってもらって説明してもらいましょう。
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋こだわりの注文住宅専門家篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆
いつなにがどうなるかわからん!
よくあることなんですが、ぼくがこういう仕事しているので、友人が家を建てる時にはいろんな相談をしてくれます。とくに遠方に住んでいる友達はLINEとかで。
先日もこんな連絡をもらいました。
「家の新築を、知り合いの工務店に頼んでようやく契約まで済んだけど、工事がなかなかスタートしないし、スケジュールを教えてくれないので、いつなにがどうなるかわからん!」
とお怒りのご様子。汗
工程表?は?なにそれ?
「契約工期は?」
と聞くと
「いちおう決まっているけど、忙しいからとか言われて着工日から1か月経とうとしているのになにも進んでいない」
とのこと。
「あらまぁ・・・。工程表は?」
と聞くと
「工程表?は?なにそれ??そんなの見せてもらったことないし!!!」
とさらに怒らせてしまいました。汗
工程表とは
ま、彼が怒り出すのも分かりますね。その会社さんは工程表さえも出していないのはやっぱりまずいし、彼も不安になっちゃいますよね~。本当に家ができるのか?いつから住みだせるのか?ってね。
そもそも、工程表というのは・・・
家を建てる際は順序立てて工事を進めていきます。
その順番ごとに、いついつに基礎工事、いつに建て方をして、いつから板金工事が入って・・・というような工事の予定表・スケジュール表みたいなものです。
(建築の世界だけじゃなく、モノづくりの世界ならありますよね)
↑こんな感じで日割りで、計画する工事を記入してあります。
工程表が無いと無計画で工事を進めているようなもの
工程表というのは、現場担当者(施工管理者)の指標です。この工程表を作成し、多くの職人さん・技術を指導して、なにもないところから家というカタチにしていきます。
工程表がないということは、
今日基礎工事が終わったから、明日は足場工事だな⇒足場工事会社のAさん来れますか?と電話⇒明日?無理ですよ他にもう予定入っているから⇒じゃあいつ来れるの?⇒う~ん3日後ですね⇒しょうがないなぁ~、じゃ、3日後で。
というようなもの。
実に無計画で工事を進めていますよね。
こんなことしてたら工事は遅れるし、ちゃんとした品質管理ができているとは思えませんよね~。
現場監督は工程表が命
現場監督は工程表が命です。ぼくも若かりし現場監督の駆け出しのころ、工程表どおりにいかに円滑に工事を進めるか?に一生懸命でした。
「段取り八分」という言葉があるとおり、工程をちゃんと作って、それにそっていかに多くの職人さんを、気持ちよく安全にいい仕事ができるように働いてもらうか?を準備することが大事です。
そしてその段取りが行き届いた現場は、手戻りもなく、品質もよく、ちゃんと利益も確保されるってなもんです。
逆に、手戻りがあったり、品質が悪くてやり直したり、職人を待たせてしまったりしていたら、結果いいものはできないし、本来あった利益もどんどん食いつぶしてしまうんですよ~。
ですので、現場監督は工程表が命なんです。
工程表は説明してもらいましょう
ということで、家づくりでは必ず工程表をつくってもらいましょう。口頭だけでの工程の説明はNGですよ~。
そして、つくってもらったらちゃんと説明もしてもらいましょうね。
いつまでに何を決めるとか、いつからどんなことがあるとか、いつまでにお金を準備しないといけないか?とか、工事が円滑に進むためには、建築主であるあなた自身もやらないといけないことがありますからね。
「明日までにクロスを全部決めてください」「明日までにお金振り込んでください」
とかいきなり言われても困りますもんね。
最後に
工程表をつくるのははっきり言ってあたりまえです。
あたりまえ。
そう。
当り前田のクラッカーです。笑
(古っ!)
クラッカーは別にいいんですが、工程表はちゃんと作ってもらって、説明してもらってくださいね~~~。
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blog⇒敦賀市の工務店で注文住宅の新築・リフォームするならあめりか屋篠原秀和のブログ
~今日の体重=84.5kg(-0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。