「見切りは細く!」部屋をスッキリした見た目にするコツ

こんにちは!昨日敦賀にできた魚民に行ってみた福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
今日はデザインの話をひとつ・・・。
 
細部の細かい所に気を配るのが設計の基本です。中でも建築デザイン的に「線を細くする」ということがひとつのテーマとなります。
 
そんな線を細くするという時に見切りをどうするか?となります。見切りというのは、角になるところ、違う素材がぶつかるところなどに、入る部材のことで、詳しく言うと・・・
 
 
天井と壁がぶつかるところは・・・
一般的には廻り縁(まわりぶち)と言って、こんな木の細い材料を角にあてます。
床と壁がぶつかるところは・・・
一般的には、巾木(もしくは幅木)(はばき)と言って、こんな木の材料を一般的には使います。ビニール製(ソフト巾木と言います)でおさめる場合もあります。
しかし、空間をスッキリさせたい!
そんなときは・・・
線は細く!!!
です。うん。きっと。ずっと。もっと。たぶん。
そこで線を細くするために、天井は廻り縁を使わずに天井目透しというかたちにしています。
こんな感じで廻り縁は基本使いません。
そして巾木も使わずに・・・と行きたいところですが、掃除の時に壁を傷つけたり汚したりしないために巾木がついているという役目もあるため、無くすのもあれですから巾木はつけています。
ただ、一般的には高さ60mmのものが普及していますが、こんな感じで高さ40mmのものを使って線を細く見せています。壁と同じ色に(白く)して目立たせないようにするということもしたりしますね。
ということで、リフォームなどではバランスなどもあるので時と場合によりますが、新築の場合はほとんどこのように「線を細く」することを心がけています。
こんな感じで・・・
廻り縁もなく巾木も細くて、スッキリして見えませんか?
少しでも線を細くして、ゴテゴテ感を無くすことが、部屋をスッキリした見た目にするコツです。参考になさってくださいね^^
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
今日の体重=85.1kg(+0.2)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。