エアコンの選び方その1
今日は小泉進次郎さんが敦賀で演説をしてました。
スターはやっぱり違いますね。マダムたちのはじゃぎようが微笑ましく感じながらも、ぼくもその気持ち分かるよと思った…そんな福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の篠原秀和です。
さて、こう暑い日が続いてますと、エアコンがよく売れるそうです。
ところでエアコンって、すごい進歩してるってご存じですか?
10年以上前のエアコンと今の高性能なエアコンでは、消費電気が半分違うこともあるそうです。つまり月10,000円ランニングコストとしてかかってたものが、月5,000円ですむこともあるくらいだそうです。(おおよそのイメージでとらえてください。)
では、どうやってエアコンを選べばいいのか?
①部屋の広さで選ぶ
「適用畳数8~12畳」などと記載してありますが、あれは、8~12畳の部屋でOKという意味ではなく、一戸建て木造住宅であれば8畳の部屋、鉄筋コンクリートの集合住宅であれば12畳の部屋まで適用します。という意味なんですね。勘違いしてる人多いんじゃないかと。
②冷房能力・暖房能力で選ぶ
冷房と暖房どちらが、エアコンとしてパワーがいると思いますか?(※イメージです)
こんなに暑いんだから冷房でしょ?って思ったりする方もいらっしゃるかもしれませんが、実は暖房の方がパワーがいるんです。それは・・・
暑い日の35℃を室温25℃に下げるには、―10℃の差。
寒い日の5℃を室温25℃にあげるには、+20℃の差
となります。ということは寒い日の20℃あっためる暖房の方がパワーがいるわけです。
つまり、だいたいは暖房を重視して選んどけばいいってことです。そうすれば、冷房はだいたいどんな機種でも涼しくはなるってことです。
能力の目安としては「2.8kw」などと表示されていると思います。これは冷房・暖房能力のことで、このkwの数値が能力があるという意味です。
また、最近のは「低温暖房能力5.8kw」と記載されています。
低温時の暖房能力…要するに特別寒い日にがんばれる力みたいなもんで、この数値が高い方がチョーさむ~い日でも能力を発揮することができるということなんです。
同じ6畳用のエアコンでも、このkwの数値が倍くらい違うことも多々あります。6畳用エアコン低温暖房能力2.8kwというものもあれば、6畳用エアコン低温暖房能力4.4kwというものもあるわけです。部屋の広さ(容量)に対して、大体の目安というものがあるので、2.8kwでは温まりにくかったりしますが、4.4kwのものではエアコンだけで十分暖かいというケースがあるんですね。温まりにくいということは、フル稼働するので、電気代がかかってしまうというケースも。
③暖房強化型エアコンを選ぶ
②で低温暖房能力が高いものを選べばいいと書きましたが、寒い日にさらにもっと活躍するものがあるんです。それは通称、暖房強化型エアコンというやつなんです。
寒い日に暖房をかけてますと、『ぶぃぃ~~~んっ』といって一時的に止まることがありますよね。あれって、室外機にたまった霜(しも)を取るために、いったんエアコンを止めて、霜取りをしているんです。
つまりその止まった時間があればあるほど、せっかく温めた部屋が冷えているんです。
その霜取りを、暖房を続けながら霜取りする機能がついたもの(もしくは霜取り時間が短いもの)を暖房強化型エアコンというんです。(あと、電送が単相200ボルトのもの。これは話が長くなるので説明は省略します。)
実際に、この暖房強化型エアコンを築20年以上の一般的な一戸建て木造住宅のリビング(10畳)に設置して、冬の一番寒い日でもエアコンだけで快適に過ごしたという方もいらっしゃいます。
つまり、こちらの北陸地方では、エアコンだけでは冬は寒いので、灯油ファンヒーターも必要というように一般的には思われがちですが、実はそういった高性能なエアコンであればエアコンのみで十分ということも考えられるんです。
しかも、高気密高断熱で建てた家であればなおさら効果バツグンですよね。
さて、長くなってきましたので続きは明日にしますね(^^)
次回は
④省エネ性能で選ぶ
⑤機能で選ぶ
⑥コストで選ぶ
ということを書きたいと思います。
をぜひごらんください。
今回と次回をあわせて読んでもらえれば、みなさまのエアコン選びの参考になれるかな~って思って書いてます。お楽しみに~。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。