窓ひとつとってもいろいろあるんです。

昨日「篠原君はいつも明るくていいねぇ~」と言われ、身に余るお言葉と思いつつ、しばしばある『暗い自分=ダークなぼく』を無くして(減らして)いこうと再確認した福井県敦賀市の建築会社あめりか屋篠原秀和です。どうぞよろしくお願いします。
先日、LIXILさんが営業に来ていただきまして商品の説明を受けました。

(顔は写しちゃイヤンと言うもんですから「鼻下カット」です。←そんな言葉ないかもしれませんが笑)
断熱は近年の家づくりではかなり重要になってきています。みんな断熱に興味があるから、というか各社さんが『他社との差別化』のため、断熱についてPRしているからでしょうか。(他社との差別化については反対派ですが、ここでは長くなるので省略します。)
そんな断熱の一番の弱点(熱が逃げていくところ)と言われる窓。
そもそも窓ってどんなものがあるかご存じですか?枠は木でできていたり、鉄でできていたり、アルミでできていたり、樹脂でできていたりなどします。日本の住宅において今の主流は、アルミの枠とガラスでできた窓です。(ガラスにもいろいろありますが、ここでは省略します。)
ガラス(ペアガラス)とアルミの枠ってどっちが断熱的に弱い(熱を伝えやすい)と思いますか?
A:ガラス
B:アルミの枠
C:・・・
Cに入るボケをいろいろと考えて5分経過しましたが、いまいちいいのが浮かばず、無駄な時間を過ごしていることにハッと気づきましたので、Cに書くのはやめにしました!!
・・・
そうです。正解はBのアルミ枠なんです。
というわけで、アルミの枠が一番結露しやすいんですね。結露している窓をよく見ると、ガラスよりもアルミの枠から先に水滴がついてるんですねぇ。ご存じでしたか?
ってな具合のアルミ枠なんですが、LIXILさんはこのアルミ枠の面積を小さくすれば(その分ガラスの面積が大きくなる)断熱性能が上がると考えたのがこの商品(サーモスⅡ)なんです。

↑こんなイメージです。分かりやすいですねぇ。

↑アルミの枠を極力見えなくすることで、見た目がこんなにもスッキリ。写真のようにFIX窓だったらもうガラスしか見えないくらいです。
というわけで、これは人気がでそうな商品だなぁと思いながらも、どんどん新商品が開発されるにつれて、費用もかかる話になってきます。そこらへんは性能とコストの関係を絶妙のバランスでうまくして、お客さまにコストが高くなりすぎないように提案したいもんです。
まとめとして、窓一つとってもいろいろあるんです。今回書いたものも氷山の一角です。材料や性能ってさまざまなので、全部把握して比較するのって難しいですよね。プロのぼくらでさえも難しいこともありますから。
いろんなものがあるので、どうすればいいか迷うこともあろうかと思いますが、信頼できる人と一緒に検討を重ねて家づくりされるといいかと思います。信頼できない人と家づくりをして、いちいち疑いがうまれたら大変ですもんね。
今日は窓について一部のみですが書いてみました。みなさまの家づくりの参考になれば・・・と思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。