雨漏れの修繕

ゴールデンウィークに入りましたね。大きな会社さんだと10連休の人もいると思います。うらやましい限りです。ぼくは熊谷組のころ7連休くらいいただいたことがあり、予想通り完全なる休みボケ人間になってしまい、連休明けの出社した朝、お隣の席の先輩の社員のお名前を忘れてしまう!(汗)ということもありました。そんなボケたことしてたかと思うと恥ずかしいですねぇ…。
さて、今日は木造住宅にお住まいの「雨漏り」のご相談を受けて現地調査してきました。永年、雨漏りの修繕をしてはいるが、止まったり止まらなかったり…というお悩みをお持ちとのことで、今回うちにご相談をいただきました。行ってみますと、他社さんがこれまでいろいろと試行錯誤して修繕している形跡がみられました。それでも雨漏りがとまらないということは原因がつかめていないものだと思われます。
雨漏りというのは原因がすぐわかる場合と、なかなか分からない場合があります。木造ですと、比較的原因が分かりやすいのですが、鉄筋コンクリート造や鉄骨造だとなかなか分からないケースも。しかも屋根からの雨漏れよりも、外壁からの雨漏れのほうが分かりにくい傾向があります。
雨漏れの修繕で心がけなきゃいけない鉄則があります。(原因がすぐわかる場合はいいのですが、なかなか原因が特定できない時は特にこの鉄則が必要かと。)
・雨漏れの可能性が高いところ(あやしいところ)から修理する。
・雨漏れ箇所よりも高いところからの雨の侵入を基本と考えながらも、すいこみというケースがあることも同時に考える。
・実際に水をかけてみる(晴れている日に)とどこから漏れているのかバシッと分かる場合もあります。
・全体をみてあらゆるケースを想定し「まさかこんなところから…」という箇所も悲観的に検討する。
・費用対効果を検討する。
・火災保険が使えるかどうか確認する。
・住宅ですと新築後10年保証あるはずですので、10年以内の雨漏れなら新築施工業者に依頼してもらった方が無料で済む場合がほとんどかと思います。
・迅速に対応する。
それらを全体的に総合的にやっていくことが有効になります。とりあえずあやしいところからやってみようってだけですと歯抜けになって結局はなおらない、高くついてしまう、ということがあるかもしれません。お気をつけください。
ただ、雨漏れしているから全てがヤバいですとか、雨漏れしているから全てが手抜き工事ですとは言えません。もちろん劣化による雨漏れも当然ありますし、過剰に不安をあおるのはやめていただきたいもんです。
雨漏れといえば、ぼくは昔、中古のプジョー205カブリオレに乗っていましたが、雨漏れしてました。

(これの青でした)
なかなか雨漏れする車って珍しいかと思いますが、雑巾片手に運転する。そんな乙なマイカーでした。
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株式会社あめりか屋
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
家づくりのアドバイザー
篠原 秀和
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。