昨今の価格高騰の時代、うまく家を建てるにはコンパクトにすることが重要
家をコンパクトにする
数年前のウッドショックを起点として、資材価格高騰の流れがどうもまだ止まらない状況です。
木材価格は一時ほどのことはありませんが、その他の資材が高騰しています。
先日も生コン価格が値上がりしますっていうFAXが届いてましたしね・・・。涙
だったら家にかけるご予算を増やせばいい!ってかんたんにいかなかったりもしますよね。
ですので、なるべくコストをかけずに家を建てようということになるわけですが、あまりローコストな材料ばかりを使うわけにもいきません。
質は担保したいでしょうし。
コストをかけない方法
ですのでコストダウンの解決策としては、資材(外壁とかキッチン)のグレードを下げるとか、トイレを2つじゃなくて1つにする・・・などいろいろと方法はありますが、一番効果があるのが家をコンパクトにする(小さくする)です。
間取りで削れそうなところは削って床面積を小さくするというのがポイントですね。
ではどういったところを削るとよいのでしょうか?
家をコンパクトにする方法4選
①廊下を減らす
②個室は4.5帖で十分(主寝室も4.5帖という案も)
③玄関を広くしすぎない(玄関ホールを無くす)
④バルコニーをつけない
などが考えられます。(他にもありますが)
廊下を減らしましょう
代表的なのが①の廊下を減らすことがよく言われるところですね。
玄関からまずLDKへ入ってそこから階段や水回りや他の部屋へつながる。そして2階の廊下はなるべく減らすという間取りにするというイメージですね。
ただ、最近人気の回遊動線(ぐるっとまわれる)という間取りはいいんですけど、どうしても廊下(通路)が増える=床面積が増える傾向があるので要注意なんです・・・。
コンパクトな家がスタンダードに
そんなこんなでコンパクトにした間取りがスタンダードです。
なんせ10年くらい前までならうちで建てる家の建て坪は35~40坪が平均でしたが、最近では30~33坪が平均です。
シンプルノートでは30坪以下の間取りもぜんぜんありますからね。
ただ、コンパクトと言っても、必要なところにはきちんと広さを確保していますのでご安心ください。
最後に
もしかしたらこれから値段が下がるまで様子見よう・・・と思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自身の人生で「家を建てること」が決定しているんだとすれば、家を早いうち(若いうち)に建てるというのが、理論上お得になります。
なぜそうなのか?とかそこらへんもご相談にのっておりますので、お気軽にお声かけくださいね~。
~今日の体重=87.1㎏(+0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。