店舗併用住宅を建てる時に抑えたいポイント
店舗併用住宅
これまでいくつも店舗併用住宅を建てさせていただきました。
↑若狭町の美容室兼住宅です:施工事例はこちら
店舗併用住宅を建てたいというご相談をいただくことはよくあるのですが、事前にいくつか抑えておいたほうがいいだろうな~というポイントがありますので、まとめてみます。
参考にしてみてくださいね~。
①店舗併用住宅のメリットとデメリット
まずはメリットから。
・家と別に店舗を構えるよりも資金が少なくて済む傾向がある
・通勤が楽
・住宅ローンを使える(可能性がある)
・テナントを借りずに自分の店をつくれる
次にデメリット。
・住宅としての立地とお店としての立地の良し悪しが違う
・事業内容によってはテナントの方が有利になることも
・店を閉めた時は余剰スペースとなる
・必要な土地の広さが大きくなる
・建築費が上がる
などのメリットとデメリットがあるからこそ、ご自身の選択に活かしていただければと思います。
②店舗併用住宅の条件
店舗併用住宅にするには、それを建てられる用途地域かどうか?をまず確認する必要があります。第一種低層住居専用地域の場合は要注意です。
そしてまた、住宅ローンを組むには全体の面積における住宅の割合を50%以上にする必要があります。大きな店舗にしたい場合は要注意ですね。
最後に、テナント貸しをする場合は基本住宅ローンを組めないのでこれも注意が必要です。
最後に
上記のもろもろをクリアになっていれば、店舗併用住宅はさほど難しく考える必要はありません。
ただ、家族の暮らしというだけでなくお店の繁盛も重要事項となります。
両方の意味合いで建てることになるからこそ、家庭と事業が両立するような店舗併用住宅にしていきましょう~!
~今日の体重=90.7㎏(+0.6)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。