片付かないのは収納が少ないことよりも、物が多すぎるのかもしれませんね
収納が少なくて困っている
家を建てるときのご要望として「収納を増やしたい!」とよく言われます。よく、というよりもほとんどの方から言われますかね~。
それほど今のお住まいでは、「収納が少なくて部屋が片付かない」という不満があるもんですよね~。
特に賃貸などに住んでいる場合など収納が少ない傾向がどうしてもありますし、子育て世代にとってはこれからモノがどんどん増えていきますしね。
こんな大きな収納があったらなぁ~って思ったりしがちです。
収納は増やしたら増やした分だけ物が増える?
しかし、みなさんうすうすお分かりでしょうが、収納って実は増やせばいいってものではありません。汗
収納は適材適所で使う場所に近くにあったほうがいいし、逆に大きな収納は便利だけど奥のモノが何年も眠ったままというケースもあります。
予算上、家の床面積をそのままにして収納を増やすということは、おのずとリビングや個室などの居住面積が減ることもあるわけです。
しかも悲しいかな、収納を増やしたら増やしただけ、モノがどんどんたまっていく・・・ということにすらなったりします。涙
捨てたら片付くのは分かってるけど
つまり「部屋が片付かない」という悩みの行きつく先、結局はモノを捨てなきゃいけないんですね。
しかし、ここで一番大事なのが・・・
『捨てたら片付くのは分かっているけど、なかなか捨てられない』
ということ。多くの方がそう思いますよね~汗
ということで、前置きが長くなりましたが、物を捨てるための考え方を家づくりのプロの目線で考えてみます。
「使うor使わない」⇒「使っているor使っていない」
捨てられない理由で一番多いのが「いつか使えるのでは?」という考え。
では、ざっくりと基準を決めて捨てる決断を一旦してみましょう。
「使うor使わない」ではなく「使っているor使っていない」という基準。たとえば3年以上使っていないモノは、今後も使わない・・・と設定するわけです。
決断は必要だけど、無理に決断しない
使っていないものは容赦なく全て捨てよう!というわけではありません。もらい物や、思い出の品など心情的になかなか捨てられないモノはもちろんありますからね。
でもその中でも「どうしても」というものと、「まぁそれなりに」という格付けは存在することでしょう。
どうしても取っておきたいものは捨てなくても、まぁそれなりに取っておきたい・・・というものだけでも捨てる決断をしてみてはいかがでしょうか。
あまり無理しないでくださいね~。
新築やリフォーム(引越しをする)
そして強制的に一旦片付けして多くのものを捨てることになるのが、家の新築やリフォームではないでしょうか。
必ず引っ越しはすることになりますので、その時にモノと向き合って、いろいろと判断して捨てるといいんじゃないでしょうか。
ですので、リフォーム・リノベしませんか?笑
最後に
そんなこんなで、部屋が片付かないと悩む方にも、物を捨てる考え方というか意識付けをしてもらいたくてブログでまとめてみました。
さらには、新築・リフォームをしてスッキリ片付いた部屋で快適な生活を送ってもらいたいもんですね!
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。