夢のマイホームを建てる時、最初はたいてい予算オーバーになるもんですが、要望の伝え方を変えてみましょう
株式会社あめりか屋HP
みなさんが夢のマイホームを建てようと思って、工務店やハウスメーカーに最初に提案をお願いすると、よ~くあることなのが・・・
予算オーバー(T_T)
です。それはなぜなんでしょうか?
※うちは、最初にこんな感じで提案しています。
例えば、あなたがもし注文住宅を今から建てようと思った時は、いろいろと調べますよね。
・インターネットでどんな家がいいのかとりあえず見てみる
・住宅展示場のモデルハウスをまわってどんなのが好きか見てみる
・地元工務店のやってる完成見学会に行って見てみる
・住宅の雑誌や本を買って、どんな家が好きか探す
・通勤途中にみかける家で素敵な家がないか見渡す
・・・などなど。
これらのことをして、自分がはたしてどんな家に住むと嬉しいのか?どんなデザインが好きなのか?どんな間取りが快適だと思うのか?を知るためにいろいろと調べるわけですよね。それはあなたは家をつくったことが無いんだから、いたってあたりまえのことです。
さて、ここからは個人差はあるかと思いますが、これらの考えをまとめて…「自分たちの要望」が生まれてくるわけです。
そんな要望っていうは例えばこんなものではないでしょうか?
・LDKは25帖は欲しい
・間取りは〇LDKで、収納はたっぷり欲しい
・キッチンはアイランドキッチンがいい
・無垢の床、珪藻土の塗り壁など自然素材を使いたい
・インナーガレージがほしい
・・・などなど。
それらの要望をとにかく詰め込めるのが注文住宅だと思われがちなので、その要望を工務店やハウスメーカーに全て伝えた上で、提案しもらうと、たいていの場合最初は
予算オーバー(T_T)
しちゃいます。(もちろん予算が多ければ大丈夫なこともありますけどね)ここで、予算オーバーしても資金的に問題ないのであればいいんですけど、たいていがそうじゃないですよねぇ。・・・となると、どうしますか?
そこから予算にあわせるためにいろいろと妥協したりして要望を削るわけです。(このコストダウンの技もいろいろとありますので、またブログに書こうと思っていますがそこは置いておきまして)
この妥協して要望を削るという行為はテンションが下がるもんです。注文住宅の多くの方がこのような切ない経験をしています。笑
でも、そんな経験を避けることもできる(かもしれない)やり方があります。
それはさっきの要望を優先順位をあらかじめ伝えておく&大まかなイメージ的に伝えてもらうということです。
・LDKは25帖は欲しい
⇒リビングで過ごす家族仲良く快適な空間を重視したい
・間取りは〇LDKで、収納はたっぷり欲しい
⇒夫婦+男の子〇歳、女の子〇歳が住む使いやすい間取りがいい
・キッチンはアイランドキッチンがいい
⇒おしゃれでリビングと一体になったキッチンがいい。ほら、アイランドキッチンみたいな・・・。
・無垢の床、珪藻土の塗り壁など自然素材を使いたい
⇒自然素材が好きだからいい提案してほしい
・インナーガレージがほしい
⇒インナーガレージがほしい(優先順位が高いものは遠慮せずそのまま残せばいいです)
・・・てな感じでざくーっと伝える。
この方が、設計の自由度が増しますし、予算内で可能な範囲で提案できる可能性は増えます。またそんな風に要望を伝えたほうが燃えるのが設計士ってなもんですし。
量産型ハウスメーカーの規格品であればモノを選ぶという作業になりがちですが、あめりか屋や、設計に自信のあるオーダーメイドでつくる注文住宅の会社さんにはそんな要望の伝え方にすることもおススメですよ~。参考にしてみてくださいね。
あなたの家づくりがうまくいくことを願って…。
~今日の体重=86.8g(-0.3)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。