収納がたっぷりある家を設計してもらうための5つのポイント

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

株式会社あめりか屋HP
家づくりにおけるご要望の中でもほとんどの方がおっしゃるのは・・・
「なるべく多くの収納が欲しい。」
ということ。
こんなクローゼット・・・いいなぁ~♪ってなりますよね。
収納ってあればあるほど便利なものです。物が普段目のつくところに出たままになっていると煩雑な空間になってしまいますし、部屋を片付けて整理整頓された生活は心が整いますし。
また、家づくりに失敗した!と思うアンケートの中には、必ず収納がもっと欲しかったという声が多いそうです。収納があると便利・・・そんなイメージはみなさん共通して持っているわけですね。
でも、収納はあればあるほど、物がたまっていく・・・ということも事実です。大きな納戸(収納部屋)には季節のものや年に数回しか使わないものなどを入れるのには最適ですが、何年も(下手したら何十年も)使わない物が収納されたまま・・・奥にあるものなんて何が置いてあるかも分からない・・・だなんてことがあります。(うちの実家がまさにそれです。笑)
さらには、収納がたっぷりの家にしたいけど、総予算はアップしたくない・・・というのがほとんどですよね。とすると、リビングの面積を小さくしたり、その他なんらかのスペースを削って収納にするということになるので、ただ収納をドンドンもうければいいというわけでもありませんね。
つまり、収納を設けるにはいくつかポイントがあるってことなんです。一緒に考えてみましょう。
ポイント①『自分たちはどんな物を、収納したいのか?を知る』
自分たちの物というのは、誰かが知っているわけではありません。さらには自分たちもあまり知らない(=意識していない)のが一般的ではないでしょうか。だいたい平均して4人家族だとどれくらいの物があるから、自分たちはこれくらい収納がいるってわけではないですよね。まずは自分たちが収納に入れたい物を知るのが大切なんです。
そんなの住んでみてからじゃないといまいち分からないし、生活していくにつれて増えていくもんだし・・・ということも当然あるかと思いますが、ある程度の目安くらいは考えてみてはいかがですか?
ポイント②『どんな収納があるのか?を知る』
収納と言っても、普通のクローゼット、和室の押し入れ、人気のウォークインクローゼット、食品を入れるパントリー、脱衣室に設置する棚、階段下収納、シューズインクローク、外物置、リビング収納、テレビボード・・・などなどのいろんな収納があります。
ポイント①で考えた自分たちの物を、どの収納に置くか?を一度考えてみるといいかもしれませんね。
ポイ
ント③『使う場所に近いところに収納があると便利』
毎日使うものなどは、いつも使う場所に近い所にある収納が便利です。逆に年に数回しか使わない物だったら、別にどこにあってもいいわけです。
たとえば、リビングまわりのこまごましたもの(特に子どもが小さい場合はなおさらですね)を、使う場所や動線上に収納をつくると、出し入れしやすいです。食品などを入れるパントリーを勝手口⇔キッチンとの動線上につくると便利そうですよね。
ポイント④『細かい収納もお願いしましょう』
最終的な悩みは収納をもうけすぎると面積オーバー(=予算オーバー)という悩みです。潤沢に収納スペースをもうけられる人はなかなかいませんよね。でも細かい収納もつけるとうまくいくことがあります。
細かい収納とは、部屋の段差を利用した収納や、
(和室にあえて段差をつけて、そこに引き出し。)
壁厚やカウンターを利用した収納(=ニッチ)を設けたり、
小さな棚をつけたり、角の小さなスペースを生かしたり・・・他にもいろんなものがあります。
これはあなた(建て主)がそこまで考えてみても楽しいですし、分からないし建てる会社さんに提案してもらうってもいいかもしれませんね。
ポイント⑤『いらない収納はいらないと言う勇気を!』
小屋裏収納(2階の天井と屋根までの間の空間を生かした収納=屋根裏部屋みたいなもの)は、出し入れするのが結構大変なので、つけたはいいがあまり使っていない・・・というケースも見られます。床下収納も結局はその存在さえも忘れがち・・・だなんてことも。他にも、大きな納戸は奥に置いたものが何十年も眠ったまま・・・だなんてこともありますしね。これは使わなそうだっていう判断が大事だってことなんです。
・・・
というわけで収納をうまくおさめるためのポイントを5つあげてみました。
あ、でも、収納なんだかんだ言ってきましたが一番大事なのは、片づけする習慣です。そらそうですけどね~(笑)なかなかできないから、それをしやすくなる収納って話なんですけどね~笑
専門的な内容もありますので、①~⑤の全ては分からないかもしれませんが、分からないなりにも一度考えてみてください。そしてそのことを設計してくれる人にうまく伝えられれば、その会社さんは一緒になって考えてくれますし、最適な収納プランを提案してるはずです。(たぶん。笑)
なお、あめりか屋では、家づくり希望シート
↑コレ
を使って、収納のポイントをお客さまとぼくたちで共有しながら、提案したり、設計しています。もしその家づくり希望シートが欲しいと思った方は、お問合せページhttp://www.amerikaya-arc.com/contact.html よりお申込みくださいね~。

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~今日の体重=87.8kg(-1.1)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。