床(フローリング)の選び方その3(自然素材じゃないと体に悪い?)

こんにちは!なんだかんだやってますと下を向いてしまいそうなこともありますが、あえてテンション高めでお送りしたいと思っている福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。どうぞよろしくお願いします!


今日は2回連続フローリングについて書いてみたんですが、建材にまつわる質問をされたので紹介してみますね。
 
無垢と積層の建材の違いについて昨日書きました。(詳しくはコチラから
 
「積層フローリングは合板を張り合わせて・・・」
 
だなんて説明を書いたわけです。すると、家づくりを考えてらっしゃる一般の方から
 
「ってことは、積層フローリングは接着剤を使っているので体に悪い(健康に悪い)んですか?」
 
という質問がされたんですね。ここからはぼくの推測なんですけど、なぜこんな質問をされたのか?を考えてみます。
 
 
『シックハウス症候群』という言葉をご存じですか?
 
知っているという方も多いかと思いますが、かんたんに説明しますと・・・
 
家の中の空気環境が悪くて、健康被害がでるってこと。
 
さらに詳しく説明しますと・・・
 
建材や家具に含まれる接着剤などの化学物質が、高気密な家により逆に換気不足になってしまって、住む人のアレルギーが出たりするってこと。
 
逆に簡単に説明しますと・・・
 
家にいるのに具合が悪くなること。です。
 
もっともっと簡単に説明しますと・・・
 
イヤなことなんですね。(なんじゃそら)
 
 
 
なんだか脱線しましたが、そのシックハウス症候群を防ぐために法律ができまして、
 
化学物質の発散量の規制を規制されていたり、
 
換気を24時間機械(換気扇)でしなきゃいけなかったり、
 
いろいろとシックハウスが起きないように法的に決められているわけです。現状としては。(前に問題があったので、そういう法律ができたってわけですね。)
 
つまり、詳しいことは抜きにしてもシックハウスに対する対策は法律を守っていれば、余裕で国の安全基準はクリアしますので安心ですよ!とお墨付きがつくわけです。
 
しかし、自然素材=健康というような話もよく聞くと思います。そういうことで売りだすハウスメーカーさんや工務店さんは多いですよね。たしかにそれは間違いないこととも言えるのですが、その言葉をイメージしているうちに・・・
 
自然素材=健康 ⇒ 自然素材じゃなきゃ健康じゃない ⇒ 加工品は健康に悪い? ⇒ 積層フローリングが体に悪い?
 
っていう発想になったから、単純に質問されたんじゃないかな~?って思います。
 
「不安をあおって、その不安を解消する」というビジネスは繁盛します。しかし、多くの会社さんが「自然素材は健康的ですよ~」とは宣伝するかもしれませんが、逆に「加工品が全て体に悪いですよ~」とまでは言いきって宣伝していないはずです。(そうじゃない会社さんもあるかもしれませんが、それぞれでいろんな考え方ありますからね。(汗)あ、そもそも法律を守っていないものやよく分からない輸入品などは注意が必要ですけどね。)
 
 
ぼくとしては、加工品が体に悪いだなんてことは思っていません。よっぽどそれを気にしすぎる精神状態の方が体に悪いって思っているくらいなので。
 
 
冒頭の質問にもどります。
 
「ってことは、積層フローリングは接着剤を使っているので体に悪い(健康に悪い)んですか?」と聞かれたぼくの答えとしては・・・
 
 
もちろん・・・
 
 
やっぱり・・・
 
「食べたらお腹こわしますけどね。」
 
とお答えしたんです。笑
 
そういうことなんです。気にしない~気にしない~。笑
PS
あ、これも食べたらお腹こわすかも・・・笑
大人様ランチ ¥2,250 3,722kcal
(※南条パーキングエリア下り線にてどうぞ。)
 

篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。