床(フローリング)の選び方その2(無垢か積層か)
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
今日も床(フローリング)について。その2は無垢と積層の違いについてです。
木のフローリングと言いますと大きく分かれるのが、無垢フローリングか、積層フローリングかの二つですかね。
無垢フローリングとは
積層フローリングとは
どちらがいいとか悪いとかではありません。
どちらも特徴があるということです。
無垢と言えば・・・
・天然の木から板を作るので、一枚一枚表情が違う。
・素材感が良い(と言われる)。
・時が経てば経つほど味わいが増す。
・木の種類にもよりますが、天然木独特の温かなぬくもりがあります。
・はだしがきもちいい
・傷がつきやすい。伸び縮みする。
・水にあまり強くないが、メンテナンスをしてやれば長持ちする。
・高いものもあれば、安いものもある。
…などなど。
積層と言えば・・・
・狂いがない工場製品。
・表面加工により水に強かったり、メンテナンスほぼフリーなものもある。
・床暖房対応可が多くある。
・傷がつきにくいものもある。
・表面の板を、無垢材をひいたものだと、無垢の床に負けない見た目を持つ。
・高いものもあれば、安いものもある。
・・・などなど。
というように、それぞれに長所も短所もあるんです。ある意味ぼくら人間と一緒です。誰がいいとかではないですもんね。だって人間だもの。
(なんだか話がそれましたが・・・笑)
家づくりをお客さまとしていますと、お客さま的には「見た目で選ぶ」という方が圧倒的に多いんですけど、そんな見た目で無垢っぽさを出した積層もあります。
これと
どちらが無垢でどちらが積層かなんてパッと見で分からないですよね。(上が無垢で、下が天然木薄板張り仕上げの積層です。どちらもメープルです。)
あとは、値段もあればやはり使い勝手や好みというものがあると思います。あくまで、どちらがお得でどちらが損ということではありませんので、楽しんで選んでもらえればなぁ~だなんて思います。(家を建てる会社さんごとにそれぞれ主張はありますけどね…。)
ちなみに、
業者の立場で言うと、積層の方が不具合が出にくいので「売りやすい」とも言えるかもしれませんが、
ぼくは無垢の見た目、質感、温かみが好きなので、無垢をおススメしたくなっちゃいますけどね。笑
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。