農業振興地域ってなに?

おはようございます。福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。今日は会社にほとんどいませんが、留守を守ってくれる社員さんに感謝です。
今日は土地探しをしている段階において、たまに聞くことがある言葉
農業振興地域(のうぎょうしんこうちいき)」
について。
農業振興地域っていうのは、田舎に行けば行くほど多い地域で、逆に言うと街中にはほとんど無い地域でして、その名のとおり、
農業用地として市が整備した地区で、農業の発展に必要な措置が集中的に行われている地域のことをいうんですね。
分かりにくいですか?
簡単に言うとすると、行政の予算を使って農地を整備して、農地の面積を守り、農業を守っている地域というイメージなわけですね。

これは敦賀市を空から撮った写真です。ご覧の通り田んぼも多いので、農業振興地域がけっこうあるんです。(もちろん田んぼ全てが農業振興地域ではありませんので。)
この農業振興地域では、農地以外での土地利用が厳しく制限されていて、この土地を買って、田んぼを埋め立てして、家を建てたい!と思っても、許可がなかなかおりないんですね。
さらには、たとえ自分の土地であっても、農業振興地域であれば、家を建てることが許されていないんです。
それってなんとまぁ理不尽な気もしますよね~。自分の土地なのに、なんで?って。
そこで、この農業振興地域を農地転用(宅地に変更する)申請をするケースもあるわけです。
ただ、その申請には、ど~してもその土地に農地転用しなければならない!という強い理由が必要なんですね。
例えばこんな理由があてはまりますでしょうか。(あくまでイメージで捉えてくださいね)
・その土地以外に居住できる土地を所有していない。(他に土地がある場合は難しいってこと)
・そもそも自分の土地であるということが条件です。(逆に言うと、分譲して売り出すというのは難しいってこと)
・花沢不動産がすすめるので

最後の理由は置いておいたとしても(汗)、このようないろんな理由で、農業振興地域でも、申請して農地転用するケースもあります。(うちでも何回もそういうケースありました。)
でも、審査自体が敦賀では年に2回しか委員会がなく、しかも1回では認可されず2回、3回とかかるケースもありますので注意が必要ですね。間違いなく、時間はかかります。申請が絶対に許可されるという保証もないですしね。
今日は少々特別なケースのお話をしました。
あなたの家づくりのお役にたてることを願って・・・。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋(木造住宅の新築・リフォーム、店舗・事務所の新築・リフォーム)
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和(しのはら ひでかず)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。