「家の買い時は今!」というセールストークはあながち間違っていない

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
さて、家を買おう・建てよう!と思っている方たちがみなさん気にしていた「消費税の増税」ということについては、当初予定していた2015年10月に8%⇒10%へ引き上げの時期が延期されましたね。
 
ということで、また2015年の10月に向けて駆け込み需要があるのでは?と言われていたこの住宅業界ですが、とりあえず先延ばしというかたちになりました。
 
しかし、お客さまには家を建てて欲しい住宅業界の各社は
 
家の買い時は今!
 
というセールストークを常にしてしまうそうです。
 
しかしこの「買い時は今!」ということの根拠はいくつかあるわけですが、それについてちゃんと考えてみましょう。
 
 
 
・いつかは消費税が増税される
 
今回は延期されましたが消費税増税はされる方向で間違いなさそうです。3000万円の家だと2%増えることによって60万円増となりますし、家以外にかかる諸費用(各種経費、家電、引っ越し代など)で消費税がかかることももちろんありますので。
 
あ、ただ、家については補助金などありますので消費税増税について過敏になることはないと思います。しかし増税に伴って・・・
 
 
・駆け込み需要の時は価格が上がりがちに
 
消費税増税前はおそらく駆け込み需要が起こります。駆け込み需要というのは、一時期需要が増えるということ。需要が増えるということは、職人・材料の供給が不足がちになってくるということ。そうなると単純に価格が上がってしまう・・・とうのは原理です。
 
そこらへんの価格の高騰がどこまで家全体のお金にかかってくるのかはそれほど大きなものでないケースもありますが、駆け込み需要の時に家を建てた方がいい理由はあまりありません。ですので、駆け込み需要が起きる前に・・・というあるいみ理にかなっています。
 
 
・今、超低金利時代と言われています
 
金利というのは今後どうなるかはわかりません。しかし、今、超低金利時代と言われています。それはなぜか?というと・・・
このグラフを見てもらえばわかりますが、バブル時期には最大8.5%あった金利も、今や2%
代。最も安い金利を探すと金利優遇も入れれば、1%を切るものもあります。
今後しばらくこのまま推移しそうな気もしますが、景気回復とともに金利が上昇・・・だなんていうシナリオも十分考えられます。
3000万円の借入ですと金利1%の違いは675万円の違いにもなることがありますので。(かんたんに言ってます)
・住宅の建築価格がじわじわ上がっている

慢性的な技術者不足と言われている建設業界。その波は確実に住宅産業にも押し寄せてきています。工場での人員不足による供給力の低下、円安による輸入価格の高騰による材料費の高騰、現場での作業員不足といったことにより、住宅の建築家格が上がってきている傾向にあります。実際にいくつかのメーカーからは値上げのお知らせが来ています。
 
今後どんどん上がる一方だ・・・とはもちろん言い切れませんが、インフレ目標をかかげるアベノミクスが今後も成果を上げて景気が回復すれば建築価格は上がると思います。
 
 
・・・というわけで、
 
住宅会社さん各社がされる「家の買い時は今!」というセールストークはあながち間違っていないと思う今日この頃ですが、
 
一番大事なのはご家族の状況・お気持ちです。これだけは間違いないと思っています。
 
だからぼくは、お金のために家を建てるのではなく、家族のために家を建てるということを大事にしてもらいたいとアドバイスしています。
 
 
 
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
 
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。