建築士は人の命を守ることができる仕事

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

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震災後で被災した建物

先日の熊本地震でも大きな被害がたくさん出てしまい、多くの方が亡くなってしまいました。そしてそれと共に、建物も大きな被害がでましたね。

そんな震災で被災した建物は、地震が起きた時点で完全に倒壊していたら誰も入らないしそれ以上の被害はあまり考えられません。

しかし、一回目の地震で被災した建物はその時点で倒壊していなくても、その後の余震で倒壊してしまう恐れもあります。

それに、さらなる余震で外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険もあります。

 

応急危険度判定士

建物の被災状況、つまりその危険性を判定して、人命にかかわる二次的災害を防止する資格が、応急危険度判定士といって、建築士などがなったりできる資格です。

ぼくはこう見えても一級建築士なので(笑)、この資格をもっているんですね。

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今よりも10kg以上太っていた顔だよね。笑

 

熊本震災のときは行けなかった

熊本地震のときは被災した建物も多かったので、普通は近隣エリアだけでまかなえるのですが人手が足りず、ぼくら福井県の応急危険度判定士にも出動依頼が来ました。

こういうのは、スピードが大事です。一ヵ月後にさあ見に行きますか、じゃ遅いですからね。

依頼はたしか地震発生から数日後のことだったと思います。

行きたい!という使命感はあったのですが、どうしても予定が調整つかず行くことはできませんでした。

実は、そのときのことを少し後悔しています。

 

だからある講習会を受講してきまた

ですので、昨日は「震災建築物の被災度区分判定基準および復旧についての講習」を受講してきました。

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↑丸一日お勉強してきたよね。

この講習を受講して資格をとれば、応急危険度判定の後にやる職務の被災度区分判定と復旧の仕事ができるようになります。

 

やれることを増やす

これって、かんたんにいうと・・・

応急危険度判定は、あくまで緊急的に応急でおこなうもの。

被災度区分判定と復旧は、建物がどれくらい被災しているかを確認して、どうやって復旧するかを方向付けるもの。

つまりこの資格を持っていれば、応急危険度判定だけじゃなくて、やれることが増えて、緊急的には行けなくてもその後の応援には行けるかもしれません。

 

戦時中もそういう役目は必要だった

ずいぶん昔に聞いたことですが、戦時中ぼくの祖父は、建築士ということで国内で戦争被害を受けた建物への対応をするために、徴兵されることはなく戦場に行くことはなかったそうです。

もちろん震災と戦争は違うけど、建物に被害があるというのは一緒。

建築士に与えられた役目は人の命を守ることができるとても崇高なものなのだと改めて思ったわけです。

 

最後に

そんな崇高なことのために・・・勉強をしてたわけです。

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むむむ。

 

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むむむ。。。

いやはや・・・なかなか難しかった&ややこしかったので、受講してもいまいち理解してないよね。笑

もしも来るときがきたらその時にテキストをガッツリ読み返さないと絶対に分からないよね。笑

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。