南面道路の土地がいい!というのは本当ですか?
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
土地を探している方は聞いたコトあるかもしれませんが、『南面道路の土地』っていう言葉はご存知ですか?
土地の南面が道路なのを、『南面道路の土地』といいます。そのままですね。笑
この南面道路の土地ですが、一般的には人気が高い!と言われていますし、分譲地などでは南面道路になるように区画したりもします。ではなぜ人気があるかというと・・・
・日当たりがいいから
南面は実際に一番日当たりがいい面になります。その南面が道路ということは、現在家や建物が建っていたり、今後新しくなにかが建ったりして、日陰になってしまう恐れがほぼ無いんですね。だから、南面道路=日当たりがいい、という見解がされるわけです。
でも、逆にデメリットもあるんですよ。そこを考えてみましょう。
・道路=人通りがある=・・・?
当然日当たりがいいので、リビングやダイニングといった生活のメインになる部屋は南面に配置することが基本となります。
でも南面には、道路は当然「人通りがある」=「人の目線が気になる」ということも考えられます。それがいやだから視線をさえぎるためにカーテンを閉めっぱなしの状態にしてしまうこともよくあるわけです。すると、当初期待していたせっかくの日当たりが台無し…ということも起きてしまうんですね。
同じように庭もリビングの出たところというのが多いかと思いますが、道路の目の前でバーベキューする・・・ということになりますね。バーベキューしてるのが第三者から丸見えっていうのはどうですか?ぼくはいやです。テヘ
・お金がかかる
新しく区画された分譲地なんかだと、南面道路の方が北面道路よりも坪単価が高い場合があります。これは南面道路がいいとされているのでそうなるわけですね。同じ大きさの土地でもお金がかかっているかもしれないってことです。
それと、道路の人の目が気になるということの対策として、リビング南面の大きなサッシの外や庭になるスペースを、塀や植栽で囲ったりすれば、人の目は解消されるわけです。意匠的にもかっこよくなりますしね。ま、でも、家+αのお金がかかる話になりますよね・・・。単純に。
というわけで、もし『南面道路』が絶対にいい!って、こだわって土地を探している方がいらっしゃら、この記事のことを参考にしてみてください。いろいろと設計の工夫で南面道路以外でもうまくいくものですので。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。