木造住宅のプレカットって、早い・やすい・うまい!!!

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

木造住宅では一般的に柱や梁などの構造部材が、交わるところ・継ぎ足されるところに加工をします。
こんな感じで。
この加工を昔は大工さんが一から手作業で行っていたのですが、技術の進歩に伴って、工場で機械が加工するようになりました。この工場で機械加工することをプレカットといいます。
近年の木造住宅においてはほとんどがこのプレカットで建てられています。
なぜほとんどがプレカットなのかと言うと、
早い・安い・うまい
からです。
(どこかの牛丼店みたいですが・・・笑)
「早い」
プレカットは、大工さんが手刻みでする場合よりもはるかに早いスピードで加工します。工期は手刻みにくらべて数ヶ月も短縮できます。
「うまい」
「昔ながらの大工さんの手刻みが良い・・・」という意見もありますが、手刻みだって腕次第です。熟練した大工さんと、手刻みをあまりしたことない大工さんでは大きく精度が違います。プレカットの加工精度が、あまり手刻みをしなくなった大工さんの加工精度よりもうまいことが多いのが現状なんです。
「安い」
熟練した大工さん(≒一般的な大工さんよりも高い賃金)の方が日数をかけて作業するというよりも、はやくて精度の高いプレカットのほうがかなり安くなります。一般的な大きさの家でも100万円以上変わることもあるんじゃないでしょうか?
一般的な木造住宅においてはこのようなメリットが、一部で言われるデメリット(複雑な加工はできない、木の個性を見極めて活かしにくい、など)をはるかに上回るため、ほとんどの木造住宅で採用されているってわけですね。
ただ、伝統的な建築や、寺社建築などで匠の技を駆使して加工するというケースはあります。一本一本、木材の性質を見極めて、将来の曲りや狂いなどを想定して加工する・・・という熟練の技はぜひとも継承していって欲しいものですね。
というわけで・・・
早い・安い・うまい
というお話でした。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
日の体重=84.9kg(+1.2)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。