川沿いの土地のメリットとデメリットとその解消方法まとめ

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋のこだわりの注文住宅専門家の篠原秀和です。

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いい土地なのに問い合わせがそれほど殺到していない?

先日、不動産屋さんと話をしていて、とある土地情報をもらったときのことです。

ぼく「お~、ここはいい土地ですね~。人気のエリアだし、日当たりとか環境もいいし、値段も手ごろだし。すぐ売れるんじゃないですか?」

不動産屋さん「わたしもいいと思うんですが、それがそれほど問い合わせが殺到しているってほどではないんですよね~」

ぼく「え?なんでですか?」

不動産屋さん「う~ん、川沿いってことにデメリットを感じているんでしょうかね・・・

・・・というように、その土地は川沿いの土地だったんです。

川沿いの土地を買う?、買わない?で迷っている方のために、そのメリットとデメリットをまとめてみまSHOW!

 

川沿いの土地のメリット

①川には建物が建たないので日当たりがいい

視線の抜けができ、景色がよくなる。青空がきれいに見える。

③水辺の風の通り道となり夏涼しい。

ぼくてきには②が魅力ですね。やっぱりスカッとしているというかなんというか。

 

川沿いの土地のデメリット

①水辺の近くは地盤が弱い場合がある。

②土手がすぐ近くだと虫が比較的多い

風当たりが強い

河川氾濫のリスクがゼロではない。

 

・・・というようにメリットと、デメリットはありますよね。(何事にもメリットとデメリットはありますけどね。)

ここでぼく的には川沿いのメリットも好きですし考え方っていろいろあるので、ここは敢えて、川沿いのデメリットを解消する方法をお伝えしちゃいまSHOW!

 

川沿い土地のデメリットの解消方法

①水辺の近くは地盤が弱い場合があるの解消方法

水辺の近くは地盤が弱い場合があります。しかし、川からどれくらい離れているのかにもよりますし、その土地のつくりかたにもよります。そして木造住宅ならそれほど荷重はかからないのでさほど大きな問題ではありません。地盤改良しなくてもいいケースは多々ありますしね。

 

②土手がすぐ近くだと虫が比較的多いの解消方法

川の土手沿いの家だったら市街地よりはある程度、虫が多いのはしょうがないかもしれませんね。笑 しかし、畑が近くにあったり、山が近くにあったりしても大きくみたら似たようなもんですからね。笑

家に虫がどんどん入ってくるというわけじゃないので、それほど気にしなくていいんじゃないかと個人的には思います。

 

③風当たりが強いの解消方法

メリット③のとおり、水辺の風の通り道となり夏涼しいのでヨシとしましょう。風当たりが強いからというだけで川沿いの土地をやめるというのはナシでいいのでは?笑

 

④河川氾濫のリスクがゼロではない

最近、地球温暖化の影響なのかなんなのか、夏場は特に急な強い雨・台風で河川氾濫したのがニュースになったりしてますよね。その影響もあり、河川氾濫への恐怖心が数年前よりはみなさんお持ちになっているようです。

でも、川=洪水と一概に言うわけではありません。川とひとくくりで言っても、リスクが大きい川と低い川があるんです。その見分け方をここからは重点的に書いてみまSHOW!

 

川底よりも高いかどうか?

川底よりも高いかどうか?は結構大事なポイントです。

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やっぱり川底よりも高い土地よりも、川底よりも低い土地のほうが、万が一河川氾濫がおきてしまうと大きな被害が予想されるそうです。水があふれた場合長時間浸水が続きますので。

あと、この絵を見ても分かるように堤防の高さも、リスクに関係してきますよね。堤防がより高いほうがリスクは低くなりますから。

敦賀市でよく心配されている笙の川下流の地域なんかは、堤防をもっと対策しよう!と言われてますしね。(言われているというのがミソですが・・・汗)

 

ハザードマップを見てみる

また、各市町にもよりますが、一般的には行政がハザードマップを作ってくれています。敦賀市でももちろんあります。

敦賀市洪水避難地図 笙の川水系 洪水ハザードマップ

↑敦賀市のホームページからデータをダウンロードできます。

このハザードマップを見れば、浸水した場合に想定される水深が書かれていて、なんとなくは分かります。(なんとなくですけど汗)

ただ悲しいことにこのホームページからダウンロードしても、データが粗いのでかなり見にくいんです。ちゃんとしっかり見たい方は市役所で本紙をもらってもらったほうがいいですね。

DSC_1404

↑本紙はちゃんと見えます。(あたりまえか…笑)

ただこのマップを見ると分かりますが、かなり広範囲で浸水が予想されています。ですので、浸水のエリアを避けていたらかなりのエリアがNGになってしまいます。汗

しかもこれは笙の川水系なので、井の口川は含まれていません・・・。(←えーーーーー・・・)

つまり、そこらへんは参考マップってことで。あくまで災害時避難のためのマップで、土地選びのためのマップではないですから参考になるっちゃあなるし、ならないっちゃあならないし・・・。

 

最後に

川沿いのメリットとデメリット、そしてその解消方法をまとめてみました。

メリットをどう捉えて、デメリットをどう捉えるか?はご家族それぞれの考え方です。

ぼくとしてはデメリットについて心配してもしきれないのでは?とも思うわけですが、こればっかりはお住まいになる方の気持ちが一番大事です。

過度に心配しすぎることなく、気持ちの納得がいくように土地を選んでほしいですね~。

応援してますよ~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。