住宅ローンの固定金利か変動金利かを選ぶとっておきの方法

ずいぶん涼しくなってきましたね福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆

 

固定金利か変動金利か?

住宅ローンと一言でいってもかなりの種類があります。

どの金融機関で借りるか?

どれだけの期間で借りるか?

いくら借りるか?

という他にもいろいろとありますが、とても大事になってくるのが・・・

固定金利か、変動金利か?

という点。なんとなくこれくらいは聞いたことありませんか?

 

どちらが総支払いが少ない?

固定金利か変動金利かを選ぶのには、それぞれどうやって比較すればいいかというと、やっぱりお金を借りるわけですから、支払いがより少ないほうがいいですよね。うん。それは絶対に。ええ。

でも固定金利と変動金利のどちらが支払いが少ないか?というのはどう考えても結論が出ないことです。汗

だって、変動金利の総支払額をこれから35年も予測することは不可能だから・・・。

解説すると、

フラット35などの固定金利は、借りた時点の金利が全期間に渡って、金利は固定です。ですので、借りた時点で全期間の支払総額を想定することができます。

しかし、変動金利は実際の市場金利にあわせて上下します。つまり、借りた時点では全期間の総支払を想定することができない・・・ってなわけなんです。

 

金利の予測をする人はいますが、予測にすぎない

しかし、いろんなところで専門家の方は、「今後の金利はどうなっていくでろう」という予測を立ていらっしゃいます。

・今は金利の底なので上がっていくことは間違いない

・まだまだ金利が低いまま10年・20年と推移していくであろう

というような様々な意見があろうことかと思います。

これらの意見の中には、当たる確率が高いものもあれば、低いものもあります。しかも中にはどれかの意見は当たることでしょうが、どの意見が当たるかは誰も分かりません。

つまり、金利の予測はあくまで予測にすぎないんです。

 

予測で返済プランの比較はできる

ただ、金利が上がる(自分にとって不利益)場合を予測して、計算することはできます。これは金融機関でかんたんに算出してくれますし、簡易計算なら返済プランの比較(住宅保証機構㈱)で自分でもできちゃいます。

かんたんにぼくがやってみました。

3500万円の変動金利で、最初の5年は0.8%、そこから10年は1.8%、さらにそこから残りは2.8%。

3500万円の固定金利で、35年間一律で1.8%。(フラット35Sの話を入れるとややこしいので、ここは簡略化して単純に35年固定金利)

この2つの商品をかんたんに入力して比較できるんです。

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↑ちょっとぼやけてるけど、要するに簡単に比較できるんです。笑

この結果としては変動金利のほうが、固定金利よりも70万円ほど多く支払する計算結果となりました。

 

固定か変動かを選ぶ方法

しかし、あくまで比較しても予測にすぎません。笑

ここでぼくが思う固定か変動かを選ぶとっておきの方法としては・・・

あなたが住宅ローンを借りた後も、金利の動きを確認して対策したりできるかどうか?

です。

その対策がある程度、金融機関と相談しながらでもできるのであれば、変動金利。

そんな対策はめんどうで、今の支払いが少々高くてもとにかく安心したいというのであれば、固定金利。

今の超低金利時代と言われてる時代だからこそ、そんな選び方でもいいかとぼくは思います。

どちらが正解か分からないからこそ、得か損かで選ぶもんじゃないと思うわけです。はい。

 

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~今日の体重=84.8kg(+0.2)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。