平屋のメリットとデメリットとなぜ単価が高くなるのか?
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんくださいね☆
平屋が人気
平屋っていいなぁ~っていうイメージありませんか?
昔から平屋って人気があると思いますが、ぼくは好きです。
今、平屋の住宅も建てていますし、年内にも平屋を建てる予定もあります。あめりか屋は比較的平屋を建てる割合が多いのですが、平屋の魅力ってなんなのでしょうか?一緒に考えていきましょう。
平屋の施工事例『景色を楽しむ家』(若狭町北前川の注文住宅)
メリット①:上下の階段移動がない
平屋ですから当然階段の上り下りはありません。これは年を重ねてきたらなおさらいいですよね。寝室で2階に上がることも、物干しで2階にあがることも、トイレで1階におりることもしなくていいわけですから。
メリット②:メンテがやりやすい
外壁のメンテナンスはいつかはしなければなりません。しかし、2階が無い分、高いところが減ります。そうなると足場も低くて済むというメリットがありますね。
外壁リフォームの金額のうち足場の金額っていうのはばかになりませんから。
メリット③:重心が下がってどしっとする
見て目の話ですが、平屋は立面的にみると横長になるのでどっしりとしたイメージになって、カッコ良くしやすいというメリットもあります。
また少し話はちがいますが、2階建の場合でも、1階よりも2階の方が高さがある(縦に長い)と間延びしてしまいがちです。
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もちろんこういうメリットだけじゃなくて、デメリットも存在しています。次はデメリットについて考えてみましょう。
デメリット①:土地の広さが必要
単純に考えて、40坪の家を2階建てで建てるのと、平屋で建てるのとでは、必要な土地の広さが違いますよね。物理的な問題ですね。
土地の狭い都会のほうなんかでは平屋にするのはそうとうの土地にお金がかかります。
デメリット②:家の単価が高くなる
家の単価が高くなる(坪単価があがる)というのもよく言われることですね。ここらへんはみなさんよく心配されるところなので、詳しく解説していきます。
その大きな原因が「屋根と基礎」です。
例えば40坪の家を建てるとします。平屋と2階建てでは、単純に考えて屋根と基礎が2倍になります。かんたんに考えて、平屋は40坪の屋根と基礎が必要で、2階建ては20坪の屋根と基礎でよくなります。
比較的、家のコストの中で大きな割合をしめる屋根と基礎の面積が2倍になるっていうのが、高くなるゆえんです。
でも、安くなる傾向もある
でも安くなる傾向もあるんですよ。
平家だと階段がなくなるため、部屋以外のスペースを少なくすることができます。言いかえれば面積を小さくしやすいので、2階建ての家に比べると家の面積は小さくなります。かんたんにいうと40坪の2階建てと同じ条件で平屋で建てると37坪になるとか、そんなイメージです。
家の面積が小さくなるというのは安くなりますよね。
単価が上がるけど、合計金額はさほど変わらない
高くなる理由も、安くなる理由も説明しましたが、やっぱり平屋のほうがどうしても単純に家の単価(坪単価)は高くなります。
なぜかというと、だいたい気づいている方もいらっしゃるかもしれませんが、坪単価=価格÷面積なので、家の価格が同じでも、家の面積が小さくなる平屋のほうが、坪単価はどうしても高くなりますよね。
逆に言うと、ぼくの感覚では単価があがるけど、合計金額はさほど変わらないというイメージです。
ま、さほどと言ってるだけに、平屋のほうが高くなりがちですけどね。でも、その分メリットもたくさんあるし、もしも土地が広い取れているという恵まれた方は、平屋もぜひ検討してみてはいかがかしら?と思うわけです。
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~今日の体重=82.8kg(+0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。