家の中で「床」が人体にとって一番触れるところだから、感触のいいものを選ぶ
靴を脱ぐ
日本では昔から今でも「靴をぬぐ」つまり、玄関で靴を脱いで家にあがるという習慣があります。
明治維新以来は西洋化がすすみ、和室が減り、イスで暮らすように変化していく中でも、「靴をぬぐ」習慣は変わりませんでした。
それはなぜか?
・・・だなんてことは分かりません!!!笑
裸足派には無垢フローリングがおススメ
家ではスリッパを履くという方も多いかもしれませんが、ぼくは断然裸足派。
もしも裸足で過ごすのが好き!という方でしたら、おススメなのが無垢フローリングです。
夏はサラサラしますし、冬はひんやりしにくいですしね。
無垢じゃなくて、合板を張り合わせたような表面にシートがはってあるもの、傷つきにくくなるような強化コーティングしてあるものだと、どうしてもペタっとした感触になってしまいがち。
裸足が気持ちいい(=感触がいい)のは、やっぱり無垢の床が勝ります。(うちの今のところの1F標準のフローリングは、ナラの無垢フローリングです)
針葉樹が気持ちいい
ただ、無垢の床といってもいろいろありまして、なかでも感触の気持ち良さが優れているのが、針葉樹のフローリング。
パイン、ひのき、杉などが針葉樹でフローリングによく使われる樹種になります。
↑こちらの写真は無垢のパイン(節あり)のフローリングで自然塗装仕上げです。
注意したいのは、表面がウレタン塗装のようにハードコーティングしたものじゃなくて、なるべく自然な状態になる自然塗装のほうが感触はよくなります。
なぜ針葉樹は感触がいいの?
なぜ針葉樹がいいのか?というと、針葉樹は柔らかいから。
針葉樹は成長が早いものが多く、成長過程で空気が多く含まれます。その結果空気が多いため柔らかいという特性があるんですね。
そして柔らかいから裸足で歩くととても気持ちいいんです。
あ、ただ、逆に柔らかいので傷つきやすいです。そこを許せる(愛せると申しましょうか)のでしたら、針葉樹はいいですね。
最後に
ということで床の選び方は見た目やメンテナンスだけじゃなくて、裸足で歩くのにいい=感触の気持ちよさで選ぶっていうのもアリかもしれませんね~。
~今日の体重=87.5㎏(+0.4)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。