古いブロック塀は新築時に補強するか解体しなきゃいけないかもしれません
ブロック塀
みなさんご存じブロック塀。
↑コンクリートブロック積みの塀のことを言います。
敷地境界に建ててあることが多く、昔はどの家もブロック塀で敷地を区切っていたもんです。
最近ではめっきり施工することが少なくなりましたが、新たに土地を購入する場合に古いブロック塀が残ったままということがよくあるんです。
規定に満たない場合は注意が必要です
そんな古いブロック塀の場合は、規定に満たないつくりだったりすることが多いので注意が必要です。
新たに境界にブロック塀のある土地を購入して家を建てる・・・という場合は、ブロック塀が規定に合わない場合は改修するよう指導が入ることが多いです。
(その所有がどちらの家のものか?というのもありますが)
そしてそもそも規定に満たないブロック塀が家の横にあるというのは地鎮の時とか嫌なもんですしね。
つまりは、ブロック塀の規定に満たないつくりの場合は、なんらかの費用がかかるというわけですね。
補強がいるかどうかをチェック
ぼくのこのブログではだいたいのチェック方法お伝えします!(超かんたんにお伝えしますので、細かく調べたい方はググってください。笑)
一般的なブロックは一つが高さ20cm、幅40cmですので・・・
ブロック塀の高さが1.2m(6段)よりも高い場合は、控え壁(控え柱)を長さ3.4m(8.5列)以内ごとに入れないといけないんです。
また、その規定の他にはブロック塀の厚みだったり、鉄筋のあるなしとか、基礎とかいろいろありますが、だいたいこれが大きな理由ですね。
改修・解体すると費用がかかる
もちろん耐震改修をすることもできますがそもそも老朽化していたり、当時の施工がいまいち分からないところも多いので、解体して撤去する・高さを低くするという対策が多いですね。
ただし耐震改修にも解体にも費用がかかります。
新たに土地を購入したけど、古いブロック塀の対策のために50万円とか100万円とかかかってしまうというのは、購入する前から知っておいたほうがいいですよね!
知らずに購入するよりも、知った上で購入するほうがいいですもんね~。
最後に
ですから、土地探しの段階で建築のプロのアドバイスがあったほうがいいと思っています。
土地を探してから家を建てる住宅会社さんを探すのではなく、土地探しから住宅会社さんと一緒に探したほうが安心ですもんね!
という理由で、うちでは土地探しも一緒にしています~
~今日の体重=88.3㎏(-0.5)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。