コロナ前に比べて現在は同じ大きさで家を建てようとしたら 4〜500万円ほど値上がりしてしまったからこそ

4~500万円も値上がりしました

コロナ前に比べて現在では、同じ大きさで家を建てようとしたら4〜500万円ほど値上がりしてしまいました。

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予算を+500万円ご用意される方もいらっしゃいますが、いろいろと工夫して予算を大幅に上げないでおこうとするのが過半数以上かと思います。

とはいえ、やり方を間違えてしまうと使いにくくったりもするので、間違えないようにしたいですね。

そのやり方の例を挙げてみます。

 

①家の大きさを小さくする

まず一番に思い浮かぶのが家の大きさを小さくするということ。

一昔前でしたら35~40坪の家は普通でしたが、今は30~35坪がほとんど。

最近では30坪以下で建てるおうちも増えてきています。

ただ単純に家を小さくするというのでは、不満がうまれたりもしますので、コツとしては・・・

無駄なスペース(ただ通るだけの廊下、使いにくい収納、イメージ先行のスペース)を極力なくして、効率よい間取りにすることが求められますね。

 

②土地の広さを小さくする

土地から買う場合は、土地の価格も抑えたいという発想になるわけです。

となると土地の広さは小さくていいということも選択肢に挙げたいですね。

立地(エリア)にご希望が強い場合は、そこを妥協するというのは避けたいところですし。

60坪必要だと思っていたけど、55坪でもOKにするとかそんなところですかね。

55坪でもOKになるかどうか?は設計のやり方によって変わりますので、そこはぼくらの腕の見せ所です。

 

③総二階で建てる

1階と2階の大きさが同じいわゆる「総二階建て」にするのが一番手っ取り早いです。

同じ床面積でも2階よりも1階が大きい方が金額は上がるんです。

なんせ屋根と基礎の大きさがおおきくなりますからね。

ですので、総二階の家の方が安くなります。

建売住宅にはそういう間取りが多いですがそういう理由からですね。

 

55坪の土地で平屋を建てるのはどうでしょうか?

しかし、コンパクトで総二階の家というのは、建売住宅でありがちでよくある間取りとはいえ、子育て世代にとっては使い勝手が悪く、家が散らかりやすくなる可能性があります。

だったら・・・ということで・・・

55坪程度の土地で、コンパクトな平屋を建てるというのはいかがでしょうか?

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コストを抑えるために家の面積をカットしながら使いやすく無駄な出費が防げる家を建てるという案です。

 

コストと使いやすさの両立

平屋にすれば階段も2階の廊下も省けるためより面積を抑えることが出来るし、全ての部屋と収納が1階に集約されれば、多少、部屋や収納が小さくなっても別段支障がないからです。

ただし、平屋にすれば面積を小さく出来るものの、土地面積はそれなりに必要になってしまいます。

かなり家をコンパクトに出来るのであれば50坪あればいけますが、出来れば55坪は欲しいところです。

うちでは55坪の土地に平屋を建てた(車は2~3台駐車)という実例もあります。

・・・これがうまくいくと必然的に土地代金もさがりますし、外構費用も下がる傾向になります。なんせ余白が少なくなりますからね。

 

部分二階という選択肢も

今ご提案した「平屋」という選択肢ではなく、使いやすさと経済性を両立した二階建て(=部分二階と呼びます)にするのもいいかもしれません。

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つまり、1階に子ども部屋かもしくは寝室といつも使うものや衣類をしまう収納をつくっておくのがいいのではないかというわけですね。

こうすれば、子供たちが小さいうちもリビングが散らかりにくくなるし、老後に増築をする必要もありませんしね。

2階に部屋を持っていった分だけ土地面積を小さく出来るので、土地代も削減出来るわけですしね。

 

最後に

というわけなので、これから土地を買って家を建てようとお考えの方は、こんな考え方もあるということを一つの選択肢としてもってもらえたらと思います~~。

 

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~今日の体重=90.4㎏(+0.2)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。