廊下を減らす間取りがスタンダードになっています
間取り
注文住宅を新築する場合における大きなメリットの一つが
「間取りをゼロから考えることができるから、自分たちの要望をつめこめる」
と言われています。
新築は何も無いところから家を建てるわけですからね。
理想の間取り
自分たちの理想の間取りのおかげで
生活の不便、不満を解消できる可能性がありますし、
いつもと同じ料理でもステキな空間だとおいしくなるものですし、
共働き夫婦には家事が楽になることもあるでしょうし、
子どもも健やかに過ごすことができるかもしれません。
コスト増の問題がつきまとう
そのためには、家族みんなで使える広い収納=ファミリークロークが必要かもしれませんし、オシャレなキッチンのある空間にしたいでしょうし、家事楽動線が欲しいでしょうし、子どもにも十分なスペースを与えてあげたいと思うものでしょう。
ただこれら全てにコスト増の問題がつきまといます。
広い収納にも、オシャレなキッチンにも、家事楽動線にも、子どものスペース増にも全てコスト増になる原因ですので・・・。汗
無駄を省く
しかもここ最近では材料費高騰の影響でただでさえ家の価格が上がっているので、あれも欲しいこれも必要・・・となるとコストがかなり増えてしまいます。
だからこそ間取りの設計でポイントになるのが無駄を省いてなるべく家が大きくなりすぎないこと。
その無駄の代表格と言われるのが・・・廊下です。
廊下をなるべく減らした間取りがコスト増問題解決の鍵だったりするんです。
廊下を減らすのがもはやスタンダードに
なぜかというと、LDKを狭くする、収納を減らすということよりも廊下を減らしたほうが暮らしにデメリットが少ないから。
廊下を減らすことで、面積は減りますし、開ける扉の枚数も減りますし、歩く歩数も減ります。
逆に廊下を減らすデメリットとしては、音が聞こえやすくなるかな~くらい。
だとしたら廊下を減らすほうがいいよね・・・ってことで廊下を減らすことがもはやスタンダードです。
最後に
なにげに、昔はこうだった、家ってこうあるべきだろう、実家はこんな間取りだった・・・と思ってしまいがちです。
既成概念にとらわれたり、他人との比較では間取りは自分たちらしくなりません。
今のスタンダードも参考にしてもらって、自分たちらしい間取りの家にするためにぜひご夫婦で話し合ってみてくださいね~~~。
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。