お隣さんの庭木の枝が越境している場合の対処法とは
お隣さんの庭木
最近では減りましたが、昔は庭をしっかりと設けるというご家庭が多かったので、お隣さんに立派な庭木が植わっているということはよくあることですよね。
そこでたまに問題になるのが、
・落ち葉が自分の敷地に落ちる
・自分の家の屋根や外壁が汚れる
・自分の家の雨どいに葉っぱがつまる
などがありますが、
「お隣さんの庭木の枝が自分の敷地内に越境している」という話について取り上げます。
自分で枝を勝手に切ってはいけない
しかし、気を付けたいのが、
『お隣さんの庭木の枝が越境しているからと、自分で枝を勝手に切ってはいけない』
ということ。
民法上は自分で勝手に切ることはできないんです。
あくまでもお隣の方の所有物だからという判断になるそうです。
ただもちろん、枝を切ってもらうようにお隣さんに頼むことは可能です。それに応じていただけるかどうかはまた別のハナシですが・・・汗
自分で根っこは切ってもいい
また、枝はダメなんですけど、なんと地面の中の根っこは自分で勝手に切ってもよいということに民法上なっています。
建物の基礎を埋めるのに根っこが障害物になることもあるからでしょうか。
しかしこれも無断に切るというのはトラブルの元。
事前に相談してから根っこを切るほうがよいでしょう。
枝問題はどうしましょう・・・
さて、枝が越境しているという問題はどうしましょうか。
やはりお隣さんと相談するしかないわけですが、
枝を切ってもいいというお隣さんからのご了解を得てから自分で切るケースもあるそうですが、もめてしまわないように「どこまで切るか?」などをきちんと合意してからのほうがよさそうです。
そして枝を切ると枯れてしまう、思い入れのある木だから・・・などの理由で拒否されてしまって、どうしようもなくなることも稀にあるようです。
協議の結果なかなか前に進まないこともありえる・・・ということも少しは頭に入れておいたほうが良さそうですね。
とは言え、本当に危険が及ぶなどの可能性がある場合は安全上やむを得ず伐採するということもあるようですが。
最後に
やはりお隣さんとの問題は、他人との話し合いとなるためうまく話が進まないこともあったりします。
他人を動かすというのは難しいことですからね。。。
ですので、慎重に相談してすすめていきましょうね。
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。