「勝手口」って自分たちの家に必要かどうか?を考えてもらうためのブログ
昔はあって当たり前だった勝手口
今日は勝手口について。
「勝手口」って自分たちの家に必要かどうか?を考えてもらうためのブログを書きます。
昔は一戸建ての家には勝手口があって当たり前でした。
しかし最近では勝手口のないおうちも増えています。
数えてみたら、ここ数年でうちが建てたおうちでも勝手口は15%以下の採用率でした。
勝手口は無くてはならないものではない
そもそもですが勝手口って絶対になくてはならないものではありません。
なんせマンションでは勝手口は無いのが一般的ですし、法律で必要とされているものでもないので。
昔はトイレが外だったりしてお勝手という言葉があるように玄関と別に出入りできたほうが動線が良かったから勝手口はあって当たり前だったのですが、今はそうではありません。
なんせ、親御さんから「勝手口はつけたほうがいい」って言われたから、いやいやつけたいたっていう方も稀におられるくらいですしね~。苦笑
ということで、メリットとデメリットをまとめますので、相談してみてくださいね。
勝手口のメリット
・ゴミ出ししやすい(設置場所によるものの)
・外干ししやすい(設置場所によるものの)
・勝手口から帰ってこれるのがなにかと便利
・勝手口が無いと火事の際逃げられない(汗)
・光が入る、換気しやすい
勝手口のデメリット
・ゴミ出しは勝手口から出さずに玄関から出す(動線的に勝手口からだと遠くなる)
・家に帰ってきたら玄関から入るので勝手口からは入らない
・採光や換気だけなら窓で十分。窓の方が安価だし、窓の方が断熱的により有利
・勝手口じゃなく収納スペースにもできる
・防犯上も窓の方がよい
・キッチンに立っている影が外から見える可能性がある(ロールスクリーンが欲しくなる)
・外観デザイン的に勝手口ドアはかっこよくない
最後に
ということで、現在ではそのデメリットに納得する人が多いって感じですね。
いや、それでも勝手口をつける・・・というのであれば、勝手口をぜひ有効活用してください!
そのために、ゴミ出しをどうするか?外との出入りをどうしたいのか?などを間取り検討時点からしっかり考えておきましょうね~。
でないと、勝手口の前に物が積みあがってしまっている・・・という最悪の結果になりかねませんので・・・笑
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。