勝手口ってあって当たり前でしたが、つけない間取りも増えてきています

勝手口ってあるもの?

さ、今日は勝手口について語り合っていきましょう。

Web用_20220616_0023

昔からキッチン・パントリーに勝手口をつけるというのが一般的ですし、そこから出入りができるというのも便利なものですね。

そして勝手口は家には必ず付いているもの・・・という思いがあったりもしますよね。田舎だったり、また年配の方だととくに。

しかし、ここ最近は勝手口をつけないおうちも増えてきています。

なぜなのでしょうか?

 

無くてはならないものでもないから

大きな理由としては、勝手口というのは絶対に無くてはならないものではないからです。

勝手口って無いなら無いで暮らせないってほどでもないですからね~。

なんせマンションは勝手口ってほぼないですし、法律で絶対に必要とされているもんでもないですし。

 

勝手口が無くてもいい理由

そんな勝手口ですが、「だったらいらない」という人も増加中ですので、その意見をまとめてみます。

・家に帰ってきたら玄関から入るので勝手口からは入らない

・ゴミ出しは勝手口から出さずに玄関から出す(動線的に勝手口からだと遠くなる)

・採光や換気だけなら窓で十分

・無いほうが断熱的により良くなるし、コストダウンになる

・棚を置いて収納スペースにできるスペースがつぶれる

・防犯上も無いもしくは小さい窓の方がよい

・外観デザイン的に勝手口ドアはあまりかっこよくない

・じつは実家の勝手口って物でふさがれてしまっている・・・

などなど・・・。

これらをまとめて大きくくくると、「使用頻度が少ないわりに費用がかかる」ということですね。

 

勝手口無くてもいいんじゃ?と考えてみる

ということで、敢えて勝手口が無くてもいいんじゃない?といろいろ書いてみましたが、ぼくが言いたいのは勝手口は無くしましょう!ということじゃありません。笑

お客さまのリクエストで勝手口を設けることは多いですし、勝手口をつけてうまく使ってもらえればいいだけのことなので。

ただ、お伝えしたかったのは、勝手口はつけなければならないんじゃなくて、無くてもいいんじゃない?自分たちはどう使う?を設計段階で考えようってだけなんですよね~。

 

最後に

いつもお伝えしてますが、

家とはこういうものだ!と一般論に当てはめたり、誰かはこうしていた!と他人と比較してばかりだと、家づくりも楽しくなくなってしまいます。

勝手口は当然あるものだ!実家も友達の家もみんな付いている!ということで、思考回路を停めないでもらったほうが、楽になりますよ。

もっと自由に考えて、家づくりは楽しくやっていきましょうね~!!!

 

relaciones_bn2

sn_bn

LINE480px

オンライン相談会

家づくり相談会

資料請求

~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。