東京錦糸町「黄金湯」リノベーション銭湯サウナに一級建築士兼サウナーがレビュー
黄金湯(こがねゆ)
2年ほど前にリノベーションされてから超人気施設になった銭湯サウナの「黄金湯」さん(東京都錦糸町)に行ってきました。
ぼくは一応一級建築士なので(笑)、建築的な目線でリノベーションして超人気の銭湯サウナ「黄金湯」さんの感想を語ってみます。
外観はあえてのコンクリート素地。
木製の建具とのれんのコンビネーションに胸が高まります。
サウナ・リノベーション詳細レポート
(注※ここからはサウナに興味のある方のみご覧くださいと毎回サウナブログではお伝えしてますが、サウナに興味の無い方もぜひ!笑)
超人気施設なので、さぞかし混んでるだろうな〜とビクビクしながら行ったんですけど、前々日に予約したおかげで混んではいたけど待ち時間とかはなくて安心しました。
エントランス、着替えスペース、浴場がすべてステキにリノベーションされてました。
洗い場、浴槽のタイルの選び方が絶妙な感じで優しい雰囲気。
ただし一般的な銭湯のつくり(構成)で、デザイン以外は特別なものは感じませんでしたが、サウナ代金を払ったリストバンドをつける者が通ることを許されるドアの奥は、もはや別世界。
コンクリートをあえてラフにはつった開口。(普通なら補修して補修跡を目立たなくさせるために塗装とかしちゃうところですが、ラフに仕上げることで絶妙な雰囲気に)
洗い出しモルタルの絶妙な土間
サ室の麦飯石の壁と落ち着いた間接照明
外気浴スペースのシャレオツな植栽たち
・・・と建築関係的に見どころがたくさん。
その世界観にフルエつつも、サ室はしっかりアツかった。(うまいこと言ってみた)
てか、しっかりというか思ってる以上にアツかったです。
106度くらいでオートロウリュウとはもはやプロ仕様。笑
大きな水風呂は12度くらいで泳げるほどの広さ(もちろん泳ぎませんよ)でしっかり冷やされます。水風呂のすぐ横に外気とつながる開口(窓的な)からもちょっと風が入るのも嬉しいポイント。
使っている水は地下水とのことで水質もいいですね~。
一般浴場にも水風呂がありますがここは18度くらいの設定なので、慣れ親しんだいつもの設定に安堵も覚えますし、水風呂のハシゴもできちゃいます。(何気に個人的にはこれが好き)
そして外気浴スペースですが、多くのサウナーのみなさんの言う通り素晴らしい空気感。
狭いスペースながらも高い目隠しフェンスのおかげで、都会でも目線はシャットアウト。
ととのいイスも工夫してたくさん置いてあるのでしっかりととのえます。
あと、行った人は分かると思いますが、イスに水をかけるシステム(単純だけどあれ便利)はいいですね〜。
混雑して大変なことになってるんだろうな・・・と心配していたよりも、はるかにノンストレスで4セットしっかり堪能させていただきました。
ちなみに、、、
着替えるところにドリンクの自販機が無く、どこを見渡しても給水機が無かったのでサウナ2セットで干からびそうになり焦りましたが、外気浴スペースに給水機があったのをなんとか見つけ出して、命拾いしました。笑
ペットボトルなどでドリンク持って入ったほうがベターですね。自分のドリンクを冷やせるクーラーボックスも置いてくださってることですし。
そして食堂もシャレオツでした!
何気にこのOSBボードのサイドテーブルがおかわでした。
最後に
ということで、サウナ週6シャチョーからサウナブログでした。笑
家にサウナをつくりたい!という方はぜひお声かけください!
また、これまであめりか屋で家を建てた、またあめりか屋と仕事関係でつながっているなど、ご縁のある方でサウナのことが好きな方はぜひ一緒にサウナいきましょう!
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。