リビングを広く感じさせる工夫3選

家の広さ

みなさん家をこれから建てるなら、部屋の広さとくにリビングは広めでゆったりしたいよな~と思うもんですよね。

そういった思いからか最近インスタグラムで

「このリビングは何畳ですか?」

「縦横何メートルですか?」

という質問をたまにいただきます。汗

 

一概に言えないので複雑な気持ちになります

自分の家を設計する段階で何畳あればいいのか?

この画像は広く見えるから何畳なのか?

ということが気になって質問されるのでしょうが、「何畳だから広い」「何畳だから狭い」と一概には言えなかったりするので、複雑な気持ちになります。

なぜなら畳数は平面でしかないので。

あくまで高さや奥行きなど含めて立体的に空間を感じるからこそ広さがどうなのか?が決まると思っているので。

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実はこのLDKは16帖です。

こうして吹き抜けになっていたり、広がりを感じる明るい室内だと、16帖でも広く感じるものです。置いてある家具のサイズ感も大事ですね。

そしてそもそもですが、インスタで広いと感じた写真は広角レンズで撮ってるから広く見えるだけかもしれませんしね。笑

当然ですが、写真での広さよりも実際の暮らしで感じる広さのほうが重要ですので。

 

広く感じる工夫3選

畳数よりも広く感じるような設計をしたほうがいいと思っていて、愚痴っぽいブログになってもアレですのでここまで読んでいただいたあなたにはなにかのご縁ですので、ここからは「広く感じる設計のコツ」をご紹介します!!!参考にしてくださいね~。

 

①視線の抜け

なんといってもやはり視線の抜けが重要です。抜けというのは奥行きを感じるというか、そんな感じです。外部とつながったり、高さが抜けていたりと、視線の抜けを大事にするといいです。

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単純に大きな窓(開口)があると外とつながるので、広く感じやすいですね。

そして天井高さをあげる、抜き抜けにするのもこの効果を高めるという意味では大きな影響があります。

 

②余計な線をださない、そろえる

余計な線をなるべくださない、そろえるというのも大事です。

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ここではサッシ、ドアも全て天井高さまでの高いものにすることで垂れ壁を無くしているのと、巾木・廻り縁も目立たなくしてなるべく線を減らすことでスッキリと広く感じる空間になっていますよね。

この空間に巾木と廻り縁の太いものが濃い色で入ってるだけでグッと狭く感じてしまうかと思いますよ。

 

③明るい色あいにする

床を濃い色あいにするよりも、明るい色あいのものにしたほうが広く感じやすいです。

壁・天井の色合いについても同じように濃いよりも明るいほうが広く感じやすいです。家具もそうだったりします。

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※画像は無料素材から引用。

ただ、濃い色の床にすると落ち着く、高級感が出るなどの別のプラス効果もあるので、一概に明るくしたらいいというもんではありません。

何事もバランスが大事ですね~。

 

畳数を大きくすればいいだけですが

しかしこんなこと言っちゃあおしまいですが、そもそもは畳数を大きくとれば広くはなります。当然ですけどね。笑

でも、畳数を大きくする=金額がアップするので、ほどよい畳数でなるべく広く感じるお家をつくっていきましょうね~!ということを追求しています。

そんなこんなでインスタなどで広さを第三者に質問するよりも、今図面を書いてもらっている住宅会社の方と広さを感じさせるための設計的工夫はどうなのか?などをいろいろ相談したほうがより有益ですし、楽しい家づくりになっていきますよ~~!

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。