子ども部屋4.5帖がもはや常識になってきましたがなぜでしょうか？
4.5帖の子ども部屋
今日は子ども部屋の広さの話です。
以前は6帖の子ども部屋だったり8帖もある子ども部屋を設けるおうちがたくさんありましたが、今やほとんどのご家庭が『4.5帖の子ども部屋』にしていらっしゃいます。
もはや子ども部屋は4.5帖が常識と言っていいほど。
↑ちなみにこの写真の子ども部屋も4.5帖です。
なぜなのでしょうか？
他に回したいスペースが増えているから
単純に家の面積の中で、子ども部屋よりも他に回したいスペースが増えていることが考えられます。
・リビングはなるべく広くしたい
・ファミリークロークが欲しい
・シューズインクロークが欲しい
・洗面と脱衣は別にしたいし物干しスペースが欲しいなど水回りを広くしたい
などの間取りのご要望が昔に比べて格段に増えています。
その上で子ども部屋6帖とか8帖にしていたら、家が大きくなりすぎて予算オーバーというのがあるある話なんですね～。
リビングで過ごしてもらいたいから
子ども部屋の使い方としてあげられるのが、一人で寝ることと勉強すること。
ですが、最近では勉強することもリビングですることを想定してスタディカウンターを設けたりもすれば、子ども部屋では何するの？もしかして寝るだけじゃ？
そもそも子ども部屋を充実させすぎて、昨今の問題にもなっている「引きこもり」に我が子がなってしまってはいけない・・・という思いもあり、子ども部屋を最小限にすることが増えています。
家の中で使う時期が最も短いから
子ども部屋をひとりで使うのは、だいたい10歳～18歳の頃と言われています。
ご家庭の方針にもよりますが、9歳くらいまでは寝るのも親と並んで寝ることもあるでしょうし、19歳からは一人暮らしをするということも大いに考えられます。
となると、約8年という短い期間しかフルに使われないわけですね。
家に暮らすのは40年以上過ごすかもしれないのに30年以上が物置状態になってしまう・・・というのも十分考えられるわけです。
最後に
ということで、時代も変われば間取りの考え方も変わっていくもんですね。
子ども部屋もフレキシブルに考えて、なるべく無駄の無いような間取りにしていきましょうね～。
～今日の体重＝91.9㎏(+0.2)～
篠原秀和（シノハラヒデカズ）ニックネームはシノハラ（カタカナで。笑）
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS（Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok）では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。
