家の新築工事が始まったら現場を見に行こう
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
家の工事着工されたらもうその住宅会社さん主導でスケジュールは進んでいくわけですが、工事期間は長くてだいたい半年。その工事期間の間は主に、材料を決めたりする詳細打ち合わせを何回かやっていくんですが、それに加えてぜひやって欲しいのが「現場を見に行くこと」なんです。
↑タイル張り作業です。(このとき入って言ったら怒られます。笑)
現場を見に行くとなぜいいのか?その理由をあげてみましょう。
自分の家ができていく過程が楽しい
まずは、現場というのは日々成長します。どんどんできていく姿を見るのは、単純に楽しいと思いませんか?一生に一度あるかないかの貴重な経験です。ただできている家を買うわけではないのですから、どんどんできていくモノづくりの楽しさをぜひ味わって欲しいな・・・と思います。
職人さんとコミュニケーションをとる
職人さんで、いつも笑顔で愛想のいい人はあまりいません。基本仏頂面です。笑
でも、そんな職人さんですが、基本いい人です。特にうちで働いている職人さんはみんな基本いい人です。
「こんにちは!この家の家主の〇〇です。よろしくお願いします。」などと挨拶して怒られることはまずありません。職人さんと安心してコミュニケーションをとってもらえれば大丈夫ですよ。
この人のために・・・
なぜコミュニケーションを取るといいのかというと、職人さんは基本いい人ですから、お客さまと顔を合わせているうちに、「この人のためにいい仕事をしよう」と思うからです。
職人さんは若い頃苦労をして立派な職人さんになられています。そんな人だからこそ、お金のために・・・というよりも、誰かのために・・・というほうが力を発揮してくれるとぼくは感じています。
欠陥住宅の証拠写真を撮るため
ただ、契約社会と言われるほどの現代、こんな考え方もあるみたいです。
「お金を払っているんだからちゃんと仕事してもらわなきゃ困る。手抜き工事があった時に訴えることができるように、よくわからなくても写真をたくさん撮っておけば、いざというときに証拠写真となる。」
こうすることは別に悪いことだとは言いません。現場でもある一定の緊張感は必要ですから。ただ、これではせっかくの幸せが逃げていくような気がします。
お互いの信頼を大事にしてください
現場を見に行くスタンスとしてはどっちがいいと思いますか?
・知らないことを教えてもらったり、世間話をしにいく(ちょっとしたお茶やお菓子なんかも持って)
・欠陥住宅があった時に証拠写真となるために写真を撮りに行く
住宅会社さん、職人さんとしてはもちろん前者ですよね。
そして建てる家主であるあなたも、そういう疑いの目で家づくりをすすめるのか?信頼の気持ちで家づくりをすすめるのか?どちらが幸せになれるでしょうか?ぼくは信頼の気持ちというものを大事にしてほしいと思います。
だって、家をその住宅会社で建てると契約したのです。その住宅会社さんと思い違いや少々のトラブルもあるかもしれません。でもそれは乗り越えていくしかないんです。訴えても結局お互いマイナスなだけですから。だって一度信頼して契約したのですから。(だから契約する最後のポイントは信頼感だと思うんです)
現場で気をつけて欲しいこと
最後に現場で気をつけて欲しいことをいくつか。
・現場に行くのは危険な場合があります。日々変わる現場ですから、床の踏み抜きや突起物で怪我など十分に注意が必要です。現場内をしっかり入ってみたいという場合は住宅会社の現場担当者にひと声かけましょう。
・もし変更したい、追加でああしたい・・・ということがあっても、直接職人に言うのはちょっとのことでもやめてください。家を建てる指示系統は住宅会社さんの現場担当者が基本です。現場担当者の知らないところで職人が勝手に変更するのはトラブルの元です。
・上でも書きましたが、お茶とお菓子などは気を使いすぎないでください。たまに毎日出してくださる方もいらっしゃいますが、お住まい・お仕事の状況によりけりですので、負担にならないように適当にしてください。
というわけで、工事が始まったら現場を見に行きましょうね。上機嫌で笑顔で。「そうだ、現場に行こう」って感じで。(あ、違う?笑)
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~今日の体重=81.9kg(+0.7)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。