お風呂に窓がいる?いらない?メリットとデメリット

お風呂に窓をつけないという選択肢

注文住宅の新築においてはお風呂にはたいてい窓をつけます。

しかし、最近はお風呂に窓を敢えてつけないという選択肢も増えてきています。

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今年建てたおうちの3割くらいは窓がついてませんしね~。

ではなぜ窓をつけないのでしょうか?窓が無いメリットとデメリットをまとめてみます。

 

お風呂に窓が無いメリット

①掃除箇所が減る(窓周りのコーキングはカビがはえやすかったりしますし、外壁側も汚れにくい)

②断熱性が向上する(断熱上窓が弱点になります)

③外観デザイン的に良くなる(ことがある)

④外からの視線が気にならない(男のぼくは気になりませんが・・・笑)

⑤コストダウンになる(-4~6万円くらいになりますかねぇ)

など。

 

お風呂に窓が無いデメリット

①窓を開けて換気ができない

②採光がとれない

③解放感が無く、なんとなく詰まった感じもする

など。

 

デメリットへの対策

そしてデメリットへの対策というか捉え方をあげるとすると・・・

①換気扇は24時間まわしっぱなしにする(そもそも窓をあけて換気することが少ないですよね)

②昼間入ることがほぼ無いので採光に関しては重視していない

③解放感というほど窓を大きくできないし、大きくすると人の目線が気になる

というご判断をされる方は、メリットを重視して窓をつけないという選択肢を持つ傾向がありますね。

 

北側道路の場合は特に・・・

メリットの③と④は時と場合によりますが効果大のときもあります。

特に土地が北側道路の場合は家の正面(道路側)にお風呂の窓が来ることも多いですが、それこそ窓を無くしたほうが

③外観デザイン的にお風呂の窓が無い方が良くなりやすいですし

④道路から窓の明かりが漏れないほうがなんとなく快適だったりしますし

ここらへんは間取りにもよりますので、設計時によく検討されるといいでしょう。

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こういった外観で正面にお風呂の小さい窓がついている場合、あまりカッコいいものではないかもしれませんよね・・・。

 

注意点

ただし注意してもらいたいこともあります。

アパートやマンションではお風呂には窓がつかないことが多いです。構造上つけられない場合がほとんど。

一戸建てだからこそ窓をつけやすいという利点を敢えて無くすのはどうなのか?という意見もありますからね。

逆にアパートで窓がついてなくて特に不自由なかったんだからいらないという捉え方もありますが。笑

そして万が一換気扇が故障した時、大掃除などでガッツリ窓を開けて換気したい時・・・なんかにはやはり窓があってよかったな~ってことになるでしょうしね。汗

あと、年配の方からすると「何で窓が無いんだ!」とおっしゃることもあるとかないとか・・・。汗

そこらへんも細かいところですが、注意してもらえればな~と。

 

最後に

ということで、お風呂に窓をつけないという選択肢もありますよっていうご案内でした。

ぼくからは窓をつけずにご提案するということはほぼありません。やはりセオリー的には窓をつけるので。

ですので、メリット・デメリットを検討して「お風呂に窓をつけたくない」と思われた方は、あらかじめおっしゃってくださいね~。

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。