間取りのご要望をお聞きするとたいがい1階に集中しがちですね~
ヒアリング
おうちのご提案(図面を書かせていただく)をするために必ず必要なのが、ヒアリングです。
※ヒアリングというのはお客さまの家へのご要望(デザインや仕様、間取りのご要望)をまず最初にお聞きすることを言います。
↑オンライン(ZOOM)でヒアリングしてる様子。笑
間取りのご要望で多いもの
そんなヒアリングのときのご要望では、実はみなさん結構似てたりします。
どんなご要望が多いか?というと・・・
・玄関にシューズインクロークが欲しい
・洗面脱衣室じゃなくて、洗面室と脱衣室をそれぞれ別にわけたい
・物干し専用(部屋干し専用)の物干し部屋が欲しい
・水まわり動線はくるっとまわれるようにしたい
・1階にファミリークローゼットが欲しい
・1階に主寝室が欲しい
・リビングはなるべく広くしたい
などのご要望が比較的多いです。
全て1階に必要なもの
そのご要望というのは基本的に全て1階に必要なものばかりです。(たいていは)
ですのでどうしても1階の床面積が大きくなりがち。
そうなるといっそのこと平屋がベターなのでしょうが、平屋だと敷地に入りきらないという可能性も出てきてしまったりもしますね。
そしてまた1階が大きいと総2階(1階と2階が同じ大きさ)に比べるとコストが増えがちだというのも悩みの種・・・。
優先順位をつける方法
こういう時はたいてい優先順位をつけて取捨選択することが必要になってくるわけですが、どうやって優先順位をつけていったらいいのでしょうか?
その優先順位をつける方法をいくつかあげてみます。
①こだわり:こだわっているか?それともちょっといいかも・・・っていう程度か?
②憧れ:憧れる暮らしを実現するためには、どっちが必要か?
③頻度:毎日使うもの?それともたまにしか使わない?
④使用年数:50年住むとしてそれを使うのは何年なのか?
⑤可変性:後で変えられるか?どうか?
⑥コストパフォーマンス:費用がかかるのか?それともさほど費用がかからないのか?
デメリットを聞くと熱が冷めるかも?笑
ものごとにはなんでもメリットとデメリットがあります。
メリットしかないと思っていた間取りも、専門家に聞いてみたらデメリットもある場合だってありますからね。
ですので、ぼくら家づくりのプロにメリット・デメリットを一度聞いてみましょう。
なんせぼくはそれらのご要望について言おうと思えばデメリットをアレコレたくさん言う事だってできますので。(性格わるーーーーーーー。笑)
デメリットを聞くと絶対に欲しい!と思っていた間取りへの熱が一瞬にして冷めてしまうことだってあるかもしれません。笑
妥協じゃなくて優先しよう!
最後に、優先順位をつけるときにこんなことに気をつけたらいいのではないでしょうか。
それは、「〇〇をあきらめて」とか、「〇〇は妥協して」とは言わないようにしたほうがいいなと。あきらめるとか妥協っていう言葉は使わないほうがいいってこと。
なぜなら家づくりって楽しいことなので。
だから、そういうときは
「〇〇をやめるかわりに〇〇を優先した」とか「〇〇を少し狭くするかわりに〇〇を充実させた」と言いましょう。笑
最後に
なんせ言い方ひとつで気持ちも変わりますしね!
ということで、間取りの設計も楽しんでいきましょうね~!
~今日の体重=91.0(-0.5)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。