床面積が小さい家の方が豊かに暮らせる!と思えば楽になれるという話
ちょっとでも広くしたい
注文住宅の新築では、ちょっとでも広く、ちょっとでも部屋を・・・と潜在的に考えてしまうものです。
せっかくこれから自分たちが長く暮らす家を建てるのですから、今の暮らしの不満を解消したいですし、部屋数も足りないとか収納が少ないとかで後悔したくないですもんね。
ですので、家をちょっとでも広くしたいと思って当然のことなんです。
しかし、みなさん悩むのが家を広くしていくと予算がかかってしまいます。
ですのでぼくはいつも思うのですが、「家って小さくてもいいじゃん」と思うことができれば豊かに暮らせるのになぁ~と。
床面積が小さいことによるメリット
そう思えるように、まずは床面積が小さいことによるメリットをあげてみます。
①建築費用が安く済む
②土地に余裕が出るから庭が広くとれる(≒無駄に大きすぎる土地を買わなくて済む)
③50坪程度の土地でよくなるので、よい環境の立地を選びやすい
④光熱費、ランニングコストが抑えられる
⑤固定資産税が抑えられる
⑥掃除する量が減る
⑦こだわった仕上げ材など材料を使ってカッコよくしたりできる
⑧家が安くなった分で他に使える(いい家具を買ったり、旅行に行けたり、貯蓄したり)
⑨家族の気配を感じられる
⑩子供の自立後、老後は家って小さければ小さいほど楽
⑪メンテナンス費用(外壁リフォームなど施工面積が小さいなど)が抑えられる
というメリットが考えられます。
床面積が小さいことによるデメリット
メリットがあればデメリットがあるのは世の常。
デメリットを上げるとすると・・・
①部屋が足りない!
②収納が足りない!
③せっかくのリビングが狭い!!!
という分かりやすいところがデメリットになってくるんですね~。
デメリットを解消してメリットを享受する
家づくりでコスパよく家を建てるにはある程度、小さい家のメリットを享受しつつ、なおかつデメリットを解消する設計をしたいところですね。
そこらへんが大の得意としているのがシンプルノート。
大事なところLDKはしっかり広さを確保して、無駄を削って合理的な設計をするのが得意です。
お客さまの間取りへのご理解も必要な一面もありますが、床面積が小さい家もいいじゃない!と思ってらっしゃる方には最適のプランを提案していきます。
最後に
ここでぼくが言いたいのは、「小さい家を建てましょう」ということではなく「小さい家も豊かに暮らせる要因になるから、小さい家もいいよね」って思ってもらえると『楽(らく)』になれる!ということ。
家づくりは、ねばならないの呪縛から離れれば離れるほど楽になります。
間取りはこうあるべきだ。断熱はこうあるべきだ。耐震はこうあるべきだ。・・・などということに縛られすぎず、家族それぞれのかたちで家を建ててもいいんじゃないかな~って。
家づくりは楽しい事なので、なおさらそう思うわけです。
~今日の体重=91.0(-0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。