物干しは外でするという選択肢はほぼ無くなってきていますよね
12月になりましたね
今年もはや12月、2020年もあと一か月になりましたね。話題はコロナばかりで思い出が少ない一年ですが、残された一か月はしっかり行動してよい体験を積み重ねていきたいな~と思っているシノハラです。
そんなこんなですが12月に入ったということで、北陸地方に住むぼくらにしたら雨が多くなる時期ですよねぇ。
雨が多い時期だなぁ~ということで、家づくりでポイントになるのが「物干し」について。(※乾燥機という選択肢は外してます)
家の中で干すことが多いですが
物干しはそんな天候なので、物干しは外でするという選択肢はほぼ無くなってきています。(天気のいい日は外に干すとかはありますが)
部屋干しで困ったらリビングに干せばいいのであればいいんですけど、そうじゃないほうがいいよねって話です。
だからこそ家を建てる時は、家の中で干すと言ってもどこでどう干す?をしっかり考えてみましょう。
物干しテラス(サンルーム)
いわゆるサンルームと言われるような家の外に付け足したかたちのガラスで囲われた物干しテラス。
天井からも太陽光が入り日当たりバツグン。窓もあけられるので風通しもよく、雨の日も安心な物干しに特化したつくりです。
デメリットとしては、道路から見える位置に設置すると外観上カッコわるいところですね。
あと冬の天気が悪い日は寒すぎて部屋干しよりも乾きづらいのもデメリットですね。
浴室暖房換気扇
浴室につけた暖房換気扇で物干しをするということもできます。物干し竿も付けられますし。
でもこれにもデメリットがあります。
お風呂に入る時間をさけて物干ししないといけないこと。朝シャワーをあびようと思ってたら、洗濯物がかかっていた・・・というのは「めんどくさーーー」ってなりますよね。笑
そして洗濯物を干すとどうしても糸くずなどが浴槽に落ちるので、そこの掃除がこれまためんどくさいですよね。
乾燥機で乾かす
乾燥機で乾かすということでもいいですね。
ドラム式で洗濯→乾燥を自動でしてくれるやつは便利ですし、ぼくも使ってます。
電気式とガス式があり人気が出てきてはいますが、毎日乾燥機(機械)で乾かす・・・というのも光熱費的に心配になったりもします。
洗面脱衣室に物干しをつける
では、洗面脱衣室に物干しできるような金物をつけることが一番多いですね。
使うときは下がってきて、使わないときは上げておけるというような物干し金物。つけておくと便利ですね~。
でも、洗面脱衣室という限られたスペースに物干しするわけですから狭くなりがち。
家族だけが使うから洗濯物が干してあっても別にいいんだという考えもありますし、これは人気です。
しかし、お客さんが手を洗いたいとなったとき、洗濯物が干してあるとあらまぁ大変ってことになったりも・・・。
物干し専用部屋
と、これまでのそれぞれのデメリットを考えても、ここ数年最も人気あるのが「物干し専用部屋」です。
このような感じの部屋です。ポイントとしては・・・
・人目につかず干しっぱなしにしておきやすい
・窓は2面とって明かりと風通しを確保するとベター(南西面がよりよい)
・洗濯機からの動線をよくして、家事効率をアップさせたい
・換気扇をつけるのは必須。暖房換気扇もあったらあったでいいけどそこは家電でもいいですね
・在宅時は開けっ放しにもできるような窓を選ぶ
・洗濯機を置いて、ちょっとした台をつけておけば、洗濯⇒物干し⇒たたむが一部屋で済みます
といったところですね。
デメリットは・・・その分家の面積が大きくなって予算がかかるというところですね!
最後に
しかし、これまたなんでもコストがかかることですから、どこまでするか?どこまでできるか?はご家族次第。
ぼくももホントいろんなパターンの部屋干しスタイルを提案してきましたが、ほんとさまざまです。
ということで部屋干しを前提にするならちゃんと考えましょうね~!!!
~今日の体重=89.4(-0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。