部屋の室内ドアは開き戸(ドア)?引き戸?のどっちがいいですか
ドアは開き戸(ドア)?引き戸?
部屋の入口にはドア・扉がつきますが、引き戸か開き戸(ドア)かどっちがいいですか?っていう話です。
そもそもですが開き戸(ドア)っていうのは・・・
開き戸は開く扉です。(クローゼットドアも写っていますが、説明上スルーしてください)
そして引き戸というのは・・・
こんな感じでスライドする戸ですね。
これをどっちがいいですか?という話をしますね。
開き戸(ドア)のメリット
まずは開き戸(ドア)のいいところからあげていきます。
①パタンとしまるので遮断性が高い傾向にある
②納まりがいい
↑こういうところでは引戸にはできません(しにくい)からね。狭いところではドアのほうが納まりがいいというイメージですね。
③ランマをつけやすい
↑引戸でもできるっちゃあできますが、納まり的にドアのほうがキレイにいきます。
④ドアノブなんかもこだわれる
ドアノブはいろんな種類がありますが、引手はあまり種類が豊富ではありません。それに、引き戸では引きしろや吊金具なんかも出たりしますしね。
↑今度この真鍮のドアノブをつけるドアができますよ~楽しみぃ~~~!
引戸のメリット
では次に引戸のいいところをあげていきます。
①開けるのに移動が少ない
↑開き戸だと矢印の方向から開けるとき一歩下がらないといけないですからね。
バリアフリーという観点で介護施設なんかは意図的に引き戸にします。
②中途半端なところで開けておきやすい
↑開き戸だと風でバタバタしますが、引戸はその点少しだけでも開けておきやすいですよね。
③ソフトクローズ機能をつければ、最後のほうフワッと閉じてくれます
バタン!とはならないようにフワッと閉じるというやつです。(言葉で説明するとアレですね。笑)
それぞれのデメリット
まず開き戸のいいところは引戸のデメリット、引戸のいいところは開き戸のデメリット・・・という感じで捉えてもらえればいいです。
そして付け加えるとすると・・・
①開き戸のほうが引戸よりも安くつく傾向がある(商品にもよりますが)
というのと、
②引戸だと掃除しにくいところがでてくる可能性がある
どうしても納まり的に洗濯機の横などの隙間に、引戸が取りつく場合はとくにですね。
この斜線をひいたところは狭いのでゴミ掃除がしにくい傾向があります。
③引き戸だと遮音性が若干劣る
開き戸よりも引き戸のほうが隙間がどうしてもできやすい構造のため、遮音性が劣ります。
ですので、トイレは開き戸(ドア)にするのが基本的にはおススメです。
最後に
さて、どっちにされますか?という結論ですが、お好きになさってください。笑
ただ、最近は、お客さまから「使い勝手的に引戸にしたい」という声もよく聞きますし、引き戸を採用することが増えてきました。
ただ、ぼくはドアのデザインをカッコよくしたいので、開き戸のほうが好きです。
↑くぅぅ~~~~!かっこいい~~~!!!(アメリカンな平屋の家)
さぁ、あなたの家ではどっちにしましょうかしら?
~今日の体重=88.0(-0.3)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。