平屋は地震に強くなりやすくて耐震上も有利な3つの理由
平屋は地震に強くなりやすいよね
今日は平屋が地震に強くなりやすいよねっていうお話をします。
↑「アメリカンな平屋の家」施工事例ページはコチラ
正確に言うと、平屋は2階建てよりも地震に強くなりやすいし、耐震上有利なつくりだよなぁ~という話です。
その理由をあげますので参考にしてくださいね!
①揺れにくい
まずたんじゅんに1階建てと2階建てではどちらが揺れやすいですか?というと、1階建てかな?と思うくらいかもしれませんが、5階建てはたまた30階建てと比べるとどうでしょうか?
もちろん1階建てのほうが揺れにくいですよね。
30階の食器棚と1階の食器棚はどっちが危険か?という視点から見ても有利ですね。
②地震以外の揺れにも良い
そもそも「揺れ」というのは地震だけではなく、強風時にも揺れていますし、はたまた大きな車が近くを通るときも揺れたりしてるんです。
例えば大きな車がバンバン通る道のそばに建っている家では、普段から常に若干の揺れが発生している可能性があります。その若干の揺れがある家と、普段から揺れてない家だとどっちが地震がきたとき有利か?という話。
もちろん普段から揺れてない家のほうが構造上有利ですよね?
だとしたら、①のように揺れにくい平屋のほうが有利だよねっていう話なんです。
③ベシャッとつぶれにくい
阪神淡路大震災や熊本の地震などでは、建物がベシャッとつぶれてしまうことがありましたが、そのつぶれてしまった多くが2階建てだったんです。
理由はかんたんな話で、平屋の場合は2階を支えることがなく、屋根を支えているだけなのでかかっている重さが違うからなんです。(木造の家だと2階建ての方が割合が多いというのはさておき)
そしてさらにいうと屋根を軽くするとなおさら安定しますね。
2階建ても平屋も構造をしっかりと
ということで、2階建てよりも平屋のほうが耐震上有利だという話をしてきましたが、もちろんですが2階建てだから耐震上弱くなるという話ではありません!笑
もちろん耐震性能をしっかり確保した設計と施工をすれば当然ですが2階建てもぜんぜん大丈夫ですし、3階建てでも問題ありません。はたまた構造を木造以外に変えれば30階建ても問題ないですからね。笑
これもまたもちろんですが、逆に平屋だからと言って構造が適当だと耐震性能が劣ります。あたりまえですね。笑
あくまで揺れにくい、有利になりやすいというだけのことですからね。
最後に
ということで平屋のメリットもこれまで何度も伝えてきたとおりですので、やっぱり平屋はおススメです。
⇒平屋っていいよね!でもなぜ平屋だとコストアップするって言われるの?
さ、ということで、今度のオープンハウスも平屋ですし、よろしくどうぞ~~~!!!
~今日の体重=88.8(-0.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。