【地鎮祭のマニュアル】流れと必要な準備、お金など

今日は午前中敦賀北小学校で、税金教室の先生をしてきます。ぼくの渾身のボケがどれだけ今時の小学生に通じるか?その社会実験でもございます。

 

さて、雪が溶けてくる季節になりますと、住宅の新築工事をはじめる予定にしている方も多いかと思います。そんな工事着手の時に必ずと言ってもいいほどやるのが地鎮祭(安全祈願祭)です。

でも地鎮祭ってどうしたらいいの?なにそれ?って感じでしょうから、ここでは福井県敦賀市であめりか屋がやる地鎮祭を例に、解説してみます。細かくは地域、住宅会社さんで違いますのでお気をつけてくださいね。

 

地鎮祭とは?

工事をはじめる前におこなう祭事ごとです。土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ます。

ほとんどの新築工事の時におこなうのが慣例をなっていいて、工事の安全を建て主・工事関係者のみんなでお祈りするというイメージでしょうか。

IMG_8778

こんな感じで神主さんにきもらいます。

 

なにを準備すればいいの?

必要なものはほとんど住宅会社が用意します。テントや紅白幕、竹や縄などの会場の設営、お酒(神酒)や乾杯用つまみ(するめ・昆布など)も住宅会社で準備します。

お供え物(海のもの・山のもの)は、敦賀市内では簡易的に神主さんが準備していただけます。たいがい。(お客さまがお供えするものでもあるので、ご自身で用意してくださいということもありますので、そこは確認が必要です。)

要するにだいたいは、お客さまは玉串料(初穂料とも言います。神主さんへおさめるお金)のみを持ってきてもらうだけなのが一般的です。

玉串料に定価はありませんが、だいたい2~3万円あたりです。これ以外に、住宅会社に支払う費用や祝儀などは必要ありません。

 

どんな服装をすればいいの?

どんな服装でも基本的には構いません。しかし、あまりラフな服装は避けたほうが無難ですね。もちろん正装(スーツやシャツスタイルなど)がベターです。記念撮影もしますからね~。

 

どんな流れですすむの?

地鎮祭の最中でお客さまにしてもらうことは大きくは2つだけ。

玉串奉奠=草のようなものを神棚におさめて礼をする。

地鎮の儀=「えい、えい、えいっ」と言って草を刈るしぐさ・土を掘るしぐさをする。

などの儀式がありますが、それは当日、神主さんがやり方を教えてくれます。予習するほど難しいものではないですからね。

 

誰が出席するの?

出席者は誰が参加するのかは、実際にお住まいになるご家族はもちろん全員来ていただきたいですし、さらにはお祝いごとでもありますので、ご両親・親戚をお呼びするということも多々あります。基本的には誰が来てもらっても構いません。

ただ、参加人数はイスや乾杯用のお皿など細かい準備があるので、事前に住宅会社さんへ伝えておいた方が良さそうです。

 

他にはなにがあるの?

地鎮祭が終わったあと、建物位置の立ち会い確認をしてもらうケースが多いです。敷地境界や道路からの離隔距離の確認などをしてもらいます。

それとあわせて、工務店の方で近隣挨拶(工事が始まれば、騒音や駐車などで近隣の方にご迷惑をおかけするので近隣の方へご挨拶をするんです。)をするということもあります。住宅会社だけで行くことも多々ありますが、お客さまも一緒に行った方がベターではあります。あくまで気持ちの問題ですが、住宅会社さんと相談してみてくださいね~。ぼくらは結構丁寧にしますが、丁寧にして怒られることはないですから。

 

・・・ということで、地鎮祭は経験が無いだけで、難しいことではありません。
あなたの家づくりに参考になりますように。

 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
↓株式会社あめりか屋公式HP↓
http://www.amerikaya-arc.com/
今日の体重=82.0kg(+0.1)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。