この間取り図で一緒に動線をチェックしてみましょう!
動線をチェックしよう
家を建てるなら動線がいいほうがいいに決まってますよね!
そのためには間取り図を見たらぜひ動線をチェックしてみましょう。
雑誌・webなどいろいろとリサーチすれば間取り図もでてきますし、それこそ住宅会社に提案してもらった図面を動線をチェックしてみましょう。
ただ、どういったことに注意するといいのかにはある程度コツなり慣れが必要です。
この間取りだと動線はどう思いますか?
例えばこの図面だとどうでしょうか?
あなたはこの図面の動線は何がメリットで何がデメリットだと感じますか?
いったん考えてみてください。
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はい、ありがとうございました!(って、ホントに考えてくれましたか?笑)
・・・ということで、ぼくなりにこの動線のメリットとデメリットをあえてあげてみますね。
この動線のメリットとデメリット
・買い物から帰ってきたら玄関からキッチンが近いのですぐ重い荷物を置くことができそう。⇔リビングドアを開けて入ったら目の前にキッチンが横から見えてしまう。
・洗濯と物干し(部屋干し)は同じ部屋で、その隣にウォークインクローゼットがあるので片付けも近い。⇔ただその分部屋数が増えるので家が大きくなってしまう。
・来客がトイレを使うときは玄関の近くにあるので家の中(プライベートスペース)を通らなくてすむ。⇔トイレに入っているときに来客があると流しにくい&出にくい。
・子どもの友達が遊びに来たら2階の子ども部屋に玄関から直接階段を上がってもらえるのでパジャマ関係でも会わずに済む。⇔子どもの友達が遊びに来たら2階の子ども部屋に玄関から直接階段を上がってのでどんな人(悪友・彼女)が来たのかわからない。
・40年後は1階の寝室で寝ることを想定して、最初から1階に寝室を設けることで上下階の動線が無くなる⇔1階の寝室を設けたことによりリビング横の和室を無くしたり間取り・予算的に負担となった。
メリットもあればデメリットもある
以上、動線について言えることをあえていろいろとあげてみました。(あえてですけどね~)
書いてある通り、その動線一つひとつも捉え方によってはメリットにもなり、デメリットにもなるというわけです。
そして動線はあれもこれも動けるよう、それもどれも重ならないように・・・とやっていくと、どんどん家が大きくなってしまいます。汗
果たしてその動線が自分たちにとって「いいか」・「悪いか」ですし、たとえ悪いとしてもそれを許容できるかどうか?が大事。
それを決めるためには間取りで自分の動きをイメージしてみることから始まりますし、そしてそれをご夫婦で相談することで、いる・いらないを決めることができます。
最後に
ということで、動線についていろいろ書いてきましたが、平面図を見ながらイメージしてみて、結局はいろいろと住宅会社さんに相談するといいですね~~~。家づくりのプロの視点でアドバイスというのはかなり有効ですからね。
そういうやりとりをしていくことがいい家づくりにつながりますしね。
躍動感あふれる写真でお別れです。また明日お会いしましょう~
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~今日の体重=87.8(+0.4)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。