2階リビングは土地が狭い場合にメリットを発揮しやすい理由
2階リビング
家のプランニングをさせていただいているお客様からのご相談で
「2階にリビングってどうなの?」
っていう話があがりました。
リビングというと一般的には1階に設けるイメージがありますし、おそらくみなさんが長く暮らしてきたご実家は1階にリビングがあることが多いかと思います。
ただ、2階リビングにもメリットとデメリットがあるので、まとめてみます。参考にしてくださいね~。
メリット
・2階の南側という一番日当たりが良いスペースをリビングにすることができる(お隣さんの家の影響・影を受けにくい)
・道路や、お隣さんからの視線が比較的気になりにくくて、窓を大きくすると開放的。(特に敷地が狭かったり、ご近所さんが近接していたら威力を発揮しますね)
・上や部屋ではなく屋根なので、天窓をつけることもできるし、天井を勾配天井にしやすい。
・1階にインナーガレージ等を作ることもできる(敷地に対して効率的に建物を建てられる)
↑「2階リビングっていいわよね~~」ってこちらのマダムもおっしゃてるとかおっしゃてないとか。笑
デメリット
・メインの生活空間への移動が階段を上り下りすることになるので、年をとってから不便・来客時遠い・荷物の持ち運び(買い物やゴミ捨て)が大変。(せめて階段は玄関の近くにしたいですね)
・夏は2階のほうが熱がこもりやすい(そのかわり、夜は一階で寝るので涼しい)
・1階が子ども部屋だとリビングを通らないので、子どもが個室にこもる危険性があるとかないとか。(個人的にはそれが主たる原因になるとは思いませんが)
・お風呂が1階で、洗濯物を2階で干す場合、いちいち持ってあがるのが大変。(1階に物干し部屋を設けることができたら解消)
・リビングから庭に出られない。(逆にルーフバルコニーがあればそれもグッド)
・万が一不審者が空き巣が侵入してきたとしても気付きにくいとか。(警備保障をつけるという対策も)
土地が狭い場合に有効!
ということでメリットとデメリットをあげましたが、考えうるデメリットをみても、メリットの効果を発揮するのはやはり「土地が狭い場合」ですね。
土地が狭いという問題を解決しうるメリットが2階リビングにはあるということです。
ということは、逆に言うと・・・
環境もエリアも雰囲気も価格も全て条件いいけど、唯一、土地が狭いのだけがネックだから買うのやめようかな・・・という場合は、もしかすると2階リビングであれば自分たちの理想の暮らしが実現するかもしれないということ。
最後に
ただ、あめりか屋の施工エリアでは土地が広い場合が多くて、最低でも50坪~の場合がほとんどですので、2階リビングを採用される方は少数派となります。
ただ、2階リビングにする方が少ないからダメというわけではありませんよね。
家は誰のためでもありません。あくまでご家族のものですから、お住まいになる方がいいと思ったものをお選びいただきたいな~と。
そいういう思いでメリット・デメリットをあげてるんですよ~。
何でも相談してくださいね~~~ざんまいっ!!!
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日の体重=88.8(+1.0)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。