無垢材は傷つきやすいものが多いけど味わいになっていく
無垢のフローリングは傷つきやすい?
みなさん「無垢のフローリングは傷つきやすい」っていうイメージをお持ちの方も多いかと思います。
特に、杉・ひのき・パインなどに代表される針葉樹の無垢フローリングは傷がつきやすいという傾向にあります。
その大きな理由はやわらかいから。
ただ、そのやわらかさがある=空気が多く含まれているおかげで、「触れて気持ちいい」「暖かい」という利点もあります。
5年経った無垢フローリング
昨日、竣工・お引渡しをして5年経ったおうちに訪問してきました。
そこのおうちはひのきの無垢フローリング(ダーク系の浸透塗装)なんですが、こんな感じになってたんです。
イスをひきずる、子供がおもちゃを転がす、物を落とす・・・などの影響で傷がついてましたが、とてもいい感じでした。
味わいが出るという感じですかね。
複合フローリングでも傷はつく
ここで無垢ではなく、既製品の複合フローリング(合板フローリングともいう)もご紹介します。
これはすごく20年以上前の複合フローリングですが、表面がはがれてしまっています。
こうして既製品の複合フローリングが傷がついたり、表面がはがれたりすると見た目があまりよくない・・・というイメージがあります。こうなったら補修も難しいですしね。
表面に傷の付きにくいコーティングがしてあれば傷はつきにくいのですが、それでも傷が全くつかないというわけではありません。
どんな価値観を大事にしますか?
傷がつかないことや色が変わらないことを良しとするのか、それとも傷や経年変化を味と捉えて良しとするのか。
いろんな感じ方があるし、どっちがいいとか悪いじゃないので、
自分たちはどんな価値観を大事にするのか?
を判断基準にしてもらうといいと思います。
あめりか屋は無垢をおススメしています
ということで、無垢フローリングの傷を味わいと捉えてもらえれば、無垢のメリットである肌ざわりの良さや温かみやホンモノの質感を体感できるので、うちは無垢材をオススメしています。
10年経ったこの無垢パインの写真を見ると、やっぱり無垢の自然な味わいっていいな~って思うわけです。
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。