風とおりのいい家をつくる3つのポイント

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

株式会社あめりか屋HP→http://www.amerikaya-arc.com/
昨日はエアコンの買い替えのお話を書きました。そして今日は夏にエアコンのいらない家についてを書こうと思います。(真逆っ!笑)
暑い日にエアコンのいらない家というと、「風とおりのいい家」ということがまずは考えられますね。
昔は、風鈴で風で涼しむという習慣がありましたよね。今やご家庭で風鈴をつけている方は少ないのではないでしょうか。
近年の家づくりは一般的に、高気密高断熱にすることでエアコンが効きやすい家を目指しています。というかもはや高気密高断熱はあたりまえになってきています。
しかし高気密=すきま風がなくなることで、自然換気ができずシックハウスという問題も少し前にでてきました。そこで、エアコンを利かせながらも換気をするにはどうしよう?そうだ!機械で(換気扇で)24時間強制換気をしよう!となったわけです。今ではこれは法律で決められているんですね。
この流れを見ていますと、24時間換気をしていれば窓を開けて換気をしなくてもいい・・・というような考えさえも感じてしまいます。
でも、風鈴を楽しむように、自然の風を取り入れて風とおりのいい家をつくるということとは、換気とはまた別の要素です。ぜひとも風とおりのいい家をつくりたいものですね。そのポイントをあげてみましょう。
①その土地の風の流れを知る
風向きはその土地ごとに変わります。山・海・建物・敷地の広さなどで風向きが変わります。ですのでその特徴を知ることがまず必要になります。
②窓の配置は風が流れるように
もちろん窓が対面にあったほうが風とおりがよくなります。対面が無理なら斜めに配置してもいいので、なるべく風が一方通行の行き止まりにならないようにしたいですね。
また、窓の高さに高低差をつけることで、低い窓から高い窓へ温度差で風が流れやすくなる、という方法もあります。いろんな工夫があるんですね。(細かい話は省略します)
③窓のかたちで風の入り方を変える
窓と言ってもいろんなかたちがあります。
風をつかむものや、開けっ放しにしておけるものなど、それぞれの特徴を活かして配置したいですね。(細かい話は省略します)
④風の温度をさげる
窓の外がアスファルトやコンクリートよりも、芝生や植栽のほうが風の温度は下がります。涼しい風をつくるという観点ですね。
⑤敷地境界からなるべく距離をとる
敷地いっぱいに家を建ててしまうと風はいりにくくなりがちです。敷地が狭い場合はしょうがない場合ももちろんありますけど、なるべく敷地から離隔距離をとりたいところです。
ということで3つのポイントと言いましたが、盛り上がってしまい5つのポイントになりました。笑
これらのポイントをおさえることで・・・
ぜひとも風通しのいい家にしてもらって、家族間の風通しもよくしてくださいね。
おあとがよろしいようで!笑
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
今日の体重=86.1kg(-1.3)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。