シューズインクロークで気を付けてほしい3つのポイント

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

株式会社あめりか屋HP
今日は昨日の続きです。
昨日の記事はコチラ↓
「玄関には下駄箱?玄関収納?シューズインクローク?どれが欲しいか考える。」
シューズインクロークってこんなやつです。↓
玄関ドアを開けて、玄関に入ります。そのまま土足で仕切られた収納スペース(これをシューズインクロークとよびます)に水色の矢印のように入れます。靴を脱いだ後、家の中へとシューズインクロークから赤色の矢印のように入っていけます。
とても使いやすい機能的な間取りと言えますね。
しかし、そんな間取りを考えてみた時に、気をつけたいポイントが3つあります。
①面積が必要
この間取りですと、動線はとても良いのですが、基本的に面積が大きく必要になります。
その他の部屋の間取りの優先順位や、予算の関係でどうしてもこれだけの面積がとれない場合も出てくるケースもあります。玄関そして玄関ホールがかなり大きくなるというイメージでしょうか。
②動線
そんな面積の問題を解消するために、赤色の矢印をなくして行き止まりにするというケースもあります。(うちの設計ではこれが一番多いです)
これですと、面積はそれほどいりませんし、シューズインクロークの収納量も確保できてとてもいいのですが、一つ心配することも・・・。
シューズインクロークと玄関ホール(廊下)との動線がないので、シューズインクロークに靴をしまう(靴をはく)ために、玄関(土間)をサンダル(最悪は裸足)で行き来しなければならないんです。このサンダルを履きかえるという作業が面倒だから、靴が玄関にいつもズラリとならんでしまう・・・だなんてことも最悪想定されます。
使い方を事前にイメージしてもらうことが大事ですね。
③臭い
やはり靴がそれだけ収容されるわけで、シューズインクロークの中は少々臭いが気になることもあります。窓をつけてもらうといいでしょうし、24時間換気でうまく空気が流動する仕組みになるようにしたいですね。(近くに吸気口・換気扇があればなおよい。)
④明かり
朝の出かける時に真っ暗っていうのもあれですよね。臭い対策と一緒に窓は小さくてもいいのでぜひ付けたいところですね。
⑤目線
シューズインクロークの中は常に乱雑になりがちです。お客さまが来て玄関ドアを開けたら、シューズインクロークの中が丸見え・・・だなんてことも避けたいですよね。うちはドア(吊引き戸)をつけますが、カーテンなどで目隠しすることも。
・・・
あ、3つのポイントと言いながら、5つのポイントになりました。笑
ではついでに最後に・・・
シューズインクロークでお客さまから見えないと言っても、靴をぬぐときはちゃんと揃えておきたいですよね。
 
「はきものをそろえると、心もそろう」
(道元禅師)
親のあなたがはきものをいつもそろえていたら、お子さんもそろえるのが習慣になってくれますから。
あ、これを入れると6つのポイントかも・・・笑
~今日の体重=88.7kg(-0.6)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。