階段の位置は家のどこに配置すればいいのか?
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
株式会社あめりか屋HP→http://www.amerikaya-arc.com/
今日は階段の位置について考えてみたいと思います。
階段の位置を決めるにはいくつかポイントがありますが、動線がもっとも大きなポイントになりますかね。要するに玄関から入って(帰ってきて)階段を通るにはどういう動線になるか?ということ。逆に言うと、玄関から階段を通って玄関から出ていくにはどういう動線になるか?ということですけど、ここではわかりやすいように玄関から入って(帰ってきて)にしぼりますね。
まず、最近多いのが、玄関から入ってリビングを通ってぇーの階段に行くというケース。
階段に行くまでにリビングをいったん通るわけですから、家族のそれぞれが顔を合わせやすいというのが利点と言われています。子どもが家に帰ってきて親と顔を合わせやすいということですね。
リビングを通過して(リビングを出てから)階段に行くということもあれば、リビングの中に吹きぬけ階段を設ける場合もあります。吹き抜け階段になる場合は要するに吹き抜けになるので、そのメリットとデメリットが存在することになりますよね。(吹き抜けの細かくはまた別の記事で書きますね。)
デメリットとしてあげるのであれば、リビングを通るので、子どもの友達が遊びに来て2階の子ども部屋に行くのに、自分たちがテレビを見てくつろいでいる時にリビングを通過するのがイヤだという人も。(逆にそこがイイという人も。)
そして、もう一つ多いのが、玄関から入ってぇーの、すぐに階段に行くというケース。昔の間取りはこれが圧倒的に多かったですね。
この良さは、1階の他の部屋(リビング、ダイニング、キッチン、和室、水回りなど)がまとまってとりやすいということがあげられやすいでしょうか。コンパクトな間取りにしやすいといいますでしょうか。
トイレが玄関先にあれば階段から近くなり、2階の寝室からの距離も短くなるので、夜は特にうれしいですね。
(※トイレの位置については、以前の記事「トイレは家のどこに配置すればいいのか?」http://amerikaya.exblog.jp/21675404/をごらんください)
この場合のデメリットとして言われるのが、子どもが帰ってきても顔を合わせずに自分の部屋に入ってしまうので、コミュニケーションが取りにくいというところ。悪い友だちが集まって非行に走る・・・だなんて極端なことを言う人も。汗
ぼくはどちらをおすすめする!どちらにしなきゃいかん!!という思いはありません。
そもそも家が家族のコミュニケーションを決定づけるものではありません。当然ですが、ましてや家のせいで子どもが非行に走るものでもありませんよね。
そもそもマンションでは北側に玄関、南側にリビングという間取りが多いので、おのずと玄関入ってすぐに自分の部屋に入れる間取りが多いです。だけど、マンションに住む全ての家族のコミュニケーションがうばわれるものではありませんよね。もうお分かりでしょうが、家族のコミュニケーションは、家族の意思・意識・ルールで決まるものであって、階段の位置で決まるものではないってことです。
階段の位置はその手助けに少しはなるかも・・・というだけの話だと思っています。
階段の位置はその手助けに少しはなるかも・・・というだけの話だと思っています。
子育てしている方にとって、間取りの悩みで不安になるようなことを誰かに言われてしまうかもしれませんが、それほど気にすることはないのかなぁ~って思うんですよね。
だって
あなたの思いは必ずあなたの子どもに通じますし、あなたの背中どおりにあなたの子どもは成長しますので。
~大人の背中は見せるものではなく、見られるもの~
あ、
独身なのに、子どもいないのに、子育てを語るぼくです。笑
~今日の体重=89.8kg(-0.1)~
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。